てつぺ

ラーゲリより愛を込めてのてつぺのレビュー・感想・評価

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)
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泣いちゃいますね。

戦争が愚かであることは学校教育で学んできた。戦争中に多くの人が、現代に生きる我々では言葉にし尽くせないような経験をして生きてきた。大勢の人が亡くなった。死ぬよりつらい経験をした人もいる。僕らはそれらのほんの一部しか知らない。戦争でつらい経験をした人たちがいる、とそれらを一括りにして学んでいる。
僕は、一人一人が物語を持ちあの時代を生きていたことを認識できていなかった、遠ざけようとした。そのような情報を頭に入れることを拒否してきてしまった。

戦争中だけでなく、それが終わってからも人々を苦しませ続ける戦争は無くなるべきだ。今も世界では紛争や戦争が起こっている。日本もそれによる物価高等で影響を受けており、遠い存在ではない。

この映画は戦争後もシベリア抑留と戦い、家族を想い続けた人の物語。戦争を学ばなければ、と思わされた作品。
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