【映画の内容をプロレスに置き換えてレビュー】
『ラーゲリより愛を込めて』
G 2022年 ‧ 戦争/ドラマ ‧ 2時間 13分
第二次世界大戦後、シベリアの収容所であるラーゲリで捕虜となるも、希望を捨てずに生き続けた山本幡男の熾烈な半生を描いた伝記映画。
「どんなに絶望の中にも希望を持っていい。」
プロレスは一言では表せられないドキュメンタリーです。
2017年に高山善廣さんは試合中に負傷し手術を受けました。診断結果は「頚髄完全損傷」。肩から下の感覚がない状態で、回復の見込みは現状ないみたいです。
絶望を口にしていた時期もあるらしいですが現在はリハビリで怪我との闘いを続けています。
2002年にPRIDEでドン・フライと伝説に残る死闘を展開。多くのファンや選手達に希望を与えてくれたのが高山善廣さん。メジャーからマイナーまで、あらゆる団体で信頼され、慕われていました。
事故後、親友の鈴木みのるさんや仲間の選手達が立ち上がり、多くの団体で募金活動を開始し、事故から7年が経った現在も続いています。
誰よりもプロレスのことを考えた方と仲間達の軌跡です。