シロ

ラーゲリより愛を込めてのシロのレビュー・感想・評価

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)
3.0
絶望の底の底からそれでも希望を見いだせるのか。戦争が終結してもなおソ連の支配下に置かれ過酷な労働を強いられていた人たちがいたとは。山本はロシア文学が好きだからロシア語を学び、歌が好きだからと英語の曲を歌う。彼は希望を捨てなかった。それが仲間たちも伝播していく。祖国に帰っても待ってる家族がいない者、家族がいても病で死んでいく者…。生きるとは何なんだろう。生きてるうちに楽しさを見つけられたら、死んだ後も誰かが自分を覚えてくれたら儲けものじゃないのかな。
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