インドにおける家父長制は女性にとって厳しい状況にあり、実際に自分が5年前にインド旅行した際も公共交通機関以外で女性が働いている姿を見かけなかった。このような中で女性の、しかもダリット出身の記者が一定の影響力を持っているのは驚きであり、映画に映されていない所で様々な迫害を受けているのであろう。もちろん全て西洋の価値観で捉える必要はないが、女性やヒンドゥー教以外の信者、不可触民といったマイノリティを行政が無視するようなことはあってはならない。
モディのヒンドゥー教至上主義は個人的にかなり危険だと感じているので、このような独立系報道機関が最も重要だ。