タンバリンマン

ブラック・フォンのタンバリンマンのレビュー・感想・評価

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
3.0
猟奇的誘拐犯VS気弱い少年
密室には線が切れた黒電話が1つ。

いろーんな要素が、ラスト1点に収束していく。だけど、なんかしょぼい印象を受けてしまった…「しんぼる」見たときに似た感覚。
しんぼるの方は壮大なボケやからまだいいけど、こちらは散々意味深なシーンで期待を膨らませた分、ガッカリ感が大きかった。

おそらくこれは自分の問題や。映画を沢山みてきたことで、映画通を気取りたいもう一人の自分が、
イーサン・ホークだの、スティーブンキングだの、伏線だの、
耳元でギャーギャーうるさかったせいかもしれない。

金曜ロードショーをワクワクしながら楽しんでた少年時代の自分だったら、この映画で大興奮していたはず。どうした、自分。