このレビューはネタバレを含みます
【可哀想系ホラー映画】
◾️あらすじ
子供の連続失踪事件が起こっていたコロラド州の街で、いじめられっ子フィニーは学校からの帰宅途中、マジシャン風の男に攫われる。
閉じ込められた地下牢のような部屋には、黒電話が1つ壁に取り付けられていた。
その黒電話、断線しており外界とは連絡が取れないはずなのだが、電話が鳴り出して…。
◾️感想
面白かった。
ホラー映画の幽霊には以下のタイプが見られる。
①力になってくれる系
②無差別ぶっコロ系(洋画の場合大概悪魔)
今回は①パターンで、過去の犠牲者たちから力を借りて内気な主人公が成長するという、成長物語でもある。
かくして犠牲者の想いを晴らす主人公だが、過去に閉じ込められていた子供たちが可哀想で可哀想で…。
そして、予備知識なしに見たもんやから、仮面の男がイーサン・ホークだと最後の最後まで全く気づかなかった。
イーサン・ホークは多才だなあと改めて思った作品だった。