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ブラック・フォンのjunのレビュー・感想・評価

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
3.5
ファンタジー要素ありのホラー。
いや、…ホラーではないような。
パッケージから想像するような残酷な描写はほとんどなくホラーに耐性がなくても大丈夫かと。

「ドクター・ストレンジ」「エミリー・ローズ」のスコット・デリクソンが監督を務め、「透明人間」「ゲット・アウト」などのヒット作を多数世に送り出しているジェイソン・ブラムが製作を手がけた本作。

コロラド州のある街で子どもの連続失踪事件が発生。気弱な少年フィニーはある日の下校途中に黒いバンに乗った男に遭遇。
無理やりバンに押し込まれ誘拐されてしまう。
目が覚めるとそこはどこかの地下室。
そこには鍵のかかった扉と鉄格子の窓がひとつ、そして断線して使われていない古い黒電話があった。

突如鳴り響く使えないはずの黒電話。
それを鳴らすのは…??
果たしてフィニーは無事ここから脱出することができるのか…

パッケージの以心電信サイコスリラーとは上手いなと。

終盤急に5年ぐらい経ったのかと思うぐらい少年が逞しく思えた。

黒電話がラストにまさかあんな使われ方するなんて…犯人が1番びっくり?

スッキリして終わるけど犯人の動機とか不明のままなのでそこら辺もう少し掘り下げてくれたらより世界観に入り込めたかもしれない。
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