AMAZON ORIGINAL
実話に基づく
◎1950年代の「シットコム(シチュエーションコメディ)」ドラマ「アイ・ラブ・ルーシー」の制作現場を舞台に実生活でも夫婦だった主演のルーシー／ルシル・ボール(ニコール・キッドマン)とデジ・アーナズ／デジデリオ・アルベルト(ハビエル・バルデム)の関係を描いた実話が元になっています。
1950年代に6000万人の視聴者が30分間、テレビにくぎ付けになる番組があり、それが「アイ・ラブ・ルーシー」です。そこでは50年代の背景を知っておくとこの作品の見方が変わります、かく言う私は無知なままで挑んだので撃沈しました。スタッフのインタビューを交え二人の出会い、番組のスタートから分岐点など時間を前後してインサートして行きます。デジの浮気疑惑、そして映画の肝となる「ハリウッド・テン」といわれる「赤狩り」事件が暗い影を落とし浮上したかに見えたが…
ルーシーはこの番組に全身全霊を掛け、配役をデジに変えて妊娠すらも脚本を書き換えスポンサーを押さえつけるような姿勢と情熱と意気込みは伝わるでしょう、もちろんそれを快く思わない人もいるでしょう。
デジの爪の甘さとルーシーの勘の良さで二人は終焉を迎えてしまいます。人気番組の光と影が好きな人ははまるかも、私は興味なかったｗ
20211226 21(283)
