このレビューはネタバレを含みます
グランドシネマサンシャイン池袋のIMAX日本最速上映にて鑑賞。
前作以上に洗練された映像、カメラワーク、デザイン、美術、衣装、小道具、音響をIMAXスクリーンでこれでもかと浴びせられる衝撃の映画体験‼️
来年のアカデミー賞で技術面の賞は総ナメで間違いなさそう。
基本続編ものはすぐに続きを観たくなるけどあまりにも圧倒的でまだまだ見落としてる要素がありそうなので、寧ろPART3まで何度もPART1、2を観返して待ちたいなと思ってます😌
🪐ストーリーについて🪐
前作以上に各キャラクターの思惑や因縁が絡まり合った今作。そこに宗教的な要素や恋愛、主人公の闇堕ち？や宿敵との血筋の話などが加わる事で、見応えやエンタメ性、深みやSFとしてのリアリティが更に増したと思う。
ただし、宣伝や評判ほど脚本だけでいえばエンタメ性や娯楽度は抑えめに感じた。
前半がかなりゆっくり丁寧に進むのに対して後半がやや急ぎ足に感じ、せっかくの大傑作なのであと1時間くらい長くてもいいからもっとじっくり観たかった。
終わり方的にもストーリーだけでいえばPART3が一番面白そうだなと思った。
🪐特に好きなシーン🪐
・冒頭の砂漠のシーンで本当に浮いてるように浮遊シーン
・その後ジェシカがポールの背後の敵を倒す時の太陽をバックにした画
・サンドワームに初めてポールが乗る場面の映像と音響の迫力（ Part1の再上映で特典として観れたシーン）
・収穫機の下に潜って戦う戦闘シーン
爆音BGMが流れながら突撃→戦闘→収穫機の下に潜る→敵の羽ばたき機を破壊→無音→チャニとポールが走る背後で羽ばたき機が爆発&超爆音BGM→収穫機大爆発の流れ大好き
・チャニとポールが砂漠で話し合ってキスをするシーンの少し前のIMAXを活用したゆっくりと下に下がっていくカメラワークで広大な砂漠と2人の様子を映した超美しいカット
・惑星ギエディ・プライムのモノクロで映し出される決闘場、美しすぎるレア・セドゥ、花火のデザイン
・皇帝の神秘的すぎる宇宙船のデザインと宇宙を移動する様子と砂漠を移動してる際のシンメトリーの画
・ポールが覚醒して南の評議会に現れて後ろでサンドワームが出てくる所の映像と音
・最終決戦で砂嵐から現れるサンドワームの大迫力とブォォォンみたいな音
・ポールvsフェイド・ラウサの戦闘シーン
🪐素晴らしかったキャストの演技、キャラクター🪐
・ポール（ティモシー・シャラメ）
後半から本当に別人なんじゃない！？と思うほどの演技に恐怖を感じた。
特にティミーが演じた大作の中では間違いなく過去最高の演技でアカデミー賞ノミネートはすると予想
・ジェシカ（レベッカ・ファーガソン）
前作に続いて今作も一番ハマり役だと感じてる
今作はもう本当に見てて怖い存在でした…
・フェイド（オースティン・バトラー）
決闘中に一瞬ウインクしたりヨダレが出てたりと狂気的な演技で素晴らしかった
・ハルコンネン男爵（ステラン・スカルスガルド）
1に続きデザインが好きな浮遊装置
最後まで皇帝の座に這いつくばって行こうとする様子
↑これを見て途中で皇帝の座をフェイドに渡すって言ってたけど絶対渡す気ないだろとか思った笑
・皇女イルーラン（フローレンス・ピュー）
冒頭のシーンから神秘的な存在感で最後の決闘中にチャニを見るシーンが特に好き
・マーゴット（レア・セドゥ）
登場シーンが短いもののあまりにも美しすぎるす
