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デューン 砂の惑星PART2のLingoのネタバレレビュー・内容・結末

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

DUNE 砂の惑星2 先行上映
感想雑多メモ

・映像と音の迫力にひたすら圧倒された。アラキスの砂を吸い込んだ気がするし、砂虫に食べられそうになった気がするし、爆音で座席が震えてた。(久々のIMAXだったからか、こんなに音大きかったっけ?って最初びっくりした)
体の芯まで響くような、サンパーの音が印象的。劇中の音楽にもサンパーの音が使われている?

・黒い太陽に照らされる/墨汁こぼしたみたいな花火、どうしたらそんな映像思いつくんだろう。ハルコンネンが入ってる墨汁みたいな風呂も、太陽の色が違うからなのか。白黒映像で壮大なスケールのシーンだったので、これぞ異世界へ迷い込む体験だった
・星が違えば文化が違うのは当たり前ってこと、見慣れない拍手(頭の上で手握るやつ)を群衆がやってるのを見るまで忘れてた

・ポールは自分は預言者じゃないって言ってるのに周りがそうさせてくれない。お母さんはプロパガンダ的にポールの噂を流し続けるし、否定しても謙虚なだけだと思われるし。フレメンの一員としてチャニと一緒に過ごす未来もあるはずだったのだろうか

・預言者として信仰心が高まる中で、チャニだけが観客と同じ目線でいてくれている感

・ポールとお母さんの心情の変化をもっと知りたい。命の水を飲んだ後の、お母さんとポールの人の変わりっぷり。ポール、おヴォイスを使うことが増えたり、感情だけで衝動的に動くようになったりし始めてちょっと嫌なやつだと思ってしまった。皇帝がポールに言ったセリフは反論の余地ないと思う

・お母さん、お腹の子と意思疎通しすぎてる。お腹の子は生まれてくる前から自我がある?何者なんだろうか?

・宗教・信仰が大きなテーマとなっているので、その分野の知識があったらさらに面白いんだろうな、勉強したいな

・フレメンに受け入れられるための過程は面白い。運が悪ければ死ぬようなものばかり。砂虫に乗る試練では、予想はできてたけどフレメンさえ見たことがないような超巨大砂虫を操るシーンは大迫力だった。っていうか砂虫って乗れたんだ

・砂漠に降り立って間も無い頃のお母さんに助けられるシーンと、後半お母さんと言い合うシーンの差。

・ベネゲセリット 大義のためには手段を辞さない感じが恐ろしい。特にフェイドラウサの遺伝子を確保する場面

・涙を流すことも許されない文化で、ずっと堪えて睨んでいるようなチャニの表情が忘れられない

・これは前作もそうだけど、途中いろんなシーンをダイジェストで見せているような時間帯がある。あ、これはもう終わりってことかと思ったらまだ続くので少し驚いた。カットされたシーンが多いのかなと一瞬現実に戻って想像してしまった

・原作読んでみたいけど、3作目もあるなら映画を先に観たいから我慢する

ティモシーシャラメが紛争をコントの題材として演じて以来彼に幻滅した時期があり、観るか迷ったが、結局見てしまった
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