デューン 砂の惑星PART2のカイーヨのネタバレレビュー・内容・結末

段々とそれぞれのキャラクターが個人の意思とは関係なく大きなものに動かされていく、巻き込まれていく様が描かれていた。
色々な形の恐怖、畏怖が3時間かけて丁寧に丁寧に描写されていたのが印象的で惹き込まれた。
それもあって約3時間の上映時間も足りないと感じるくらいどっぷり浸かれたし続きが気になった。
ただ1作目の方が満足度は高かったかな。



画面の切り替わり。静→動の移り変わりに惹き込まれた。ハルコネンの白黒のシーン。冷たく乾いたハルコネンパートの後の砂漠はもはや潤いと安心感を感じた。
ポールが砂虫を乗りこなすシーン。音響も相まって自分が体感しているかのような気分になった。
後半の戦争パート。一気に物語が動き、話のテンポも上がっていく興奮よりも人が殺されていく悲しみの方が感じるようになっていたと思う。それまでのドラマパートが丁寧に描かれていたからか。