ロードショーで鑑賞 DUNE:PART TWO ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品 166分。西暦10191年、狙われたアトレイデス家の生き残り 長男ポール(ティモシー・シャラメ)とその母ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)は、惑星アラキスの原住民フレメンに受け入れられていく。ポールを救い主と信じるスティルガー(ハビエル・バルデム)の懇願を受けてジェシカは「教母」となり、自らも飲んだ「命の水」をポールにも飲ませてその力を覚醒させる。ポールらの攻撃で「スパイス」も兵力も削がれた宿敵ハルコンネン一族は、アラキスの新たな統治者にサイコ男 フェイド=ラウサ(オースティン・バトラー)を選び、ポールはこの男や背後にいる皇帝(クリストファー・ウォーケン)らと戦うことになる。砂の惑星、巨大砂虫、宇宙船、ポールらの戦闘等が壮大なスケールで映し出され、重低音の迫力にも痺れる。試練を越える毎に力も人格さえも一皮ずつ剥けていくポールを演じたT・シャラメを始め、豪華なキャストにも魅了された。
