こんちくは

デューン 砂の惑星PART2のこんちくはのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.0
Dune砂の惑星の第二弾。ハルコンネン家の陰謀により、父を殺されたポールが砂漠で暮らすフレメンとともに大きな敵に立ち向かう。

これは絶対映画館で見たいと思い、駆け込んだ。期待以上の作品だった。これのためにパート1があったのだと確信した。2時間半があっという間に過ぎた。戦いのスケールが壮大であり、映像、音楽が素晴らしく、Duneの世界に引き込まれた。

ポールはフレメンからの信頼を得ることに苦労したが、結果的にマフディー、そしてリサーンアルガイブとしてフレメンを導く者となり、強大な軍団をまとめ上げることに成功した。宗教は恐るべき力を持っているなと感じた。

また、ポールにとってチャニの存在は大きなものであった。時間を経てポールにとってチャニは守るべき特別な人になっていった。チャニもそれは同じだった。だからこそ最後のシーンは印象的であった。パート3が今後作られるとすれば、チャニという存在は必ず鍵になると思った。

ハルコンネン家の新たな希望として台頭したフェイドラウサとポールの決闘も見ものだ。アトレイデス家、そしてフレメンの思いを背負い闘うポールの姿に感動させられた。

ハルコンネン家、皇帝までも掌握し、強さを示したアトレイデス家。この状況に諸大領家は黙ってはいない。ポールの皇位継承を認めない彼らとの史上最大の宇宙戦争が始まるかというところで今回はエンドロール。
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