コスモス

デューン 砂の惑星PART2のコスモスのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.7
デューン1は少し肩透かしをくらったけれど、今作品はいよいよ本腰に入った感じで圧巻だった(オッペンハイマーにIMAXが取られている中、なんとかIMAXで鑑賞)
ティモシーが覚醒したからか、前作よりはるかにかっこよかった。一言で表すとオラオラ系ティモシー。鳥肌シーンは何個かあったけれど、ポールの母の秘密を知ったとき、春の涙の意味を知ったとき、大迫力の長い白黒シーン、サンドワームを乗りこなしている背後にハンス・ジマーの音楽が流れているシーン、題名であるDuneがポールによって口にされるシーンが特に印象に残っている。ティモシーが何か発言したり行動するたびに民衆が崇拝するシーンが多すぎて一周回ってコミカルだった。これらのシーンに今作品でドゥニ・ヴィルヌーヴが伝えたいメッセージが込められているのかも。
教母となったポールの母も覚醒してからオーラがやばかった。あれは民衆がひれ伏す気持ちも分かる。
あと妹もすごそうなキャラで次回以降の登場が楽しみ(すでに生まれる前から多くを語っているが)
そして新キャラのフローレンス・ピューもはまり役だった。
ゼンデイヤは後半つらそうだった…そして、終わりは今回もゼンデイヤ。何かと彼女も重要なキャラっぽい。
個人的に映像と音響がメインの映画だから、家で見ても良さが半減しそうで今作品が配信されても見ないつもりだけど、新作が出たらぜったい映画館に見に行く。
コスモス

コスモス