このレビューはネタバレを含みます
1作目はその終わりまで通して名家が落ちていくお話をやっていたので、広漠な全景とヴィルヌーヴの重低音もあいまって眠い気持ちでみる作品となった思い出があり。
でも独特のビジュアルとか世界の有様が見られるのは魅力だから……とパート2は3時間の観光気分で着席したものの、今回大当たりでしたね。
前回底まで落ちたところからの逆襲編になっていて、シャラメはどんどん成功してカリスマになるし、母は息子のためにカリスマになるし。手に入れた政治力でホントなんだか な預言を現実に変えていく流れはかなり好きなやつだった。
悪のライバル出現ありパート1の回収あり悲恋あり……
それは1作目つくった時点でパート1って付けるわね、この着地まで見せなきゃ嘘だもんな と腑に落ちるに足る出来でした。