さーやorべりす

カッコーの巣の上でのさーやorべりすのレビュー・感想・評価

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
3.5
最初っから婦長vs主人公感がある映画だった。
ただこの映画を通して「人権」「人が生きる上で尊重されるべき意思」を考えさせられた。
精神病院という設定なので婦長関係なくお薬でやる気がない感じになってしまってる人もいると思うのですべてが婦長の支配的なやり方からとも言えないと思った。
が、後述するロボトミー手術を調べてみると向精神薬がこの映画の時代は開発されてなかったようなので薬のせいで…というのがないのかもしれないと見終わったあと知りました。
となると、婦長…かなり高圧的だったのが裏付けられるのかもしれません。

また、主人公も結構やりたい放題さんのようなので…ねw

何よりロボトミー手術ってなによ!?怖すぎ…………リアルにある?今でもある?
と調べたら、ノーベル賞受賞してたような手術だったんですね。
その後「向精神薬」が開発されこの手術は行われなくなったと。

https://style.nikkei.com/article/DGXZZO67992850Y1A100C2000000/

↑参考サイト

時代背景も相まって手術後の姿がとても怖かったです。

巨人のチーフが愛おしいと思える映画だった。