あやちまる

カッコーの巣の上でのあやちまるのレビュー・感想・評価

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
1.0
【お願い】誰かこの映画の見方、ヒットした理由、名作とされている理由わかる方いらっしゃったらコメントにて教えていただけませんか。

【以下感想】
◼️自由を与えてしまったら、自傷行為に及んだり、人に危害を加えたりする人が世の中にはいるじゃない。
そういう人に自由を与えてはいけないのよ。
そういう人たちが入院するところが精神病棟で、何か犯罪を起こした後に行くところが刑務所なんですよ。

ぶーちゃんねるの動画に出ているホームレスの愛内あいらちゃんみたいな人の自由を尊重したら、本人の人生が崩壊するじゃないですか。

個人的には本人だけが崩壊するなら勝手にしてろよって思うんですけど、バッキー事件のキチガイに自由を与えた結果、どうなるかは容易に想像つきますよね。

という風に思ってならない気持ち悪い綺麗事映画でした。

◼️この映画、看護婦や病院が悪いみたいな描き方されてるけど、思ってたよりずっとマシな精神病棟でした。

棟内で起きた事件について保護者に報告するのは普通に考えて義務よ。
そもそもお前が問題起こした結果、そういう事態になってんだろ。
看護婦に矛先が向くのはほんと理解できない。
どう考えても毒親が諸悪の根源だろっていう。

ただ、多分ジャックニコルソンは犯罪者特有の浅い思考しかでき無さそうなので、短絡的に考えてあの看護婦のせいだ!ってなったんだろう。

◼️てか、ジャックニコルソンが健常者みたいなポジションで描かれてますけど、この人もかなり問題ある人物ですよね。
戦争帰りで頭おかしくなったのか、反社会性パーソナリティ障害と呼ばれる類の人なのか。
悪いことすることへの抵抗感の無さがやばい。

ただ、ジャックニコルソンは誰でも平等に扱うし、楽しいことをみんなでやろうって行動しているところが魅力ある不良って感じですごく輝いて見えました。

ただ私からするのジャックニコルソンも十分異常者。

◼️あの青年はどう考えても母親が毒親だから吃音を発症しているよね。
母親が虐待してる。

◼️あのエンディングも謎すぎた。
理由が何であろうと殺人はダメだろ。

どこが名作なのかわからん。

◼️精神病棟の映画なら、他者との繋がりで病状が緩和していく"3人のキリスト"とか、自分の問題を自覚することで心が元に戻っていく"17歳のカルテ"の方が面白かったです。
"心のカルテ"も素敵でした。
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