「こういう状況にこういうキャラクターを置くとこういうことが起こる」
そのキャラクターがストーリーを引っ張っていくという全ての作品が目指すべき姿の完成形のような映画。
とにかく登場人物が全員魅力的。
最初のミーティングを見るだけで、メインキャラクター全員がどんなキャラクターなのかが分かるのがすごい。
最終的にそのミーティングはめちゃくちゃ状態。
題材的に笑っちゃいけないような気がするけど無理。面白いから。
マックがいるだけで何か起こしてくれそうなワクワクがたまらない。
バスケのシーンも、テレビの前で実況で盛り上がるシーンも最高。
だからこそのラストの衝撃。
チーフがその遺志を継いでいくようなラストカットの余韻が素晴らしい。
やっぱ本当に良い映画を観た後は放心状態になる。
名作中の名作。