おんぷ

カッコーの巣の上でのおんぷのレビュー・感想・評価

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
3.0
「カッコウ」とは精神病棟の隠語だと初めて知った。
それぞれが自分の行いを正しいと信じてるから、
婦長と患者たちのどちらが正しいのかとか、
チーフが最後にしたことは正しいのかとか、
それは見る人によって違うと思うし
病院側目線か患者目線かでも評価変わりそう。
私は病院側目線で見てたから後味悪かったし、
この作品には感動よりも絶望感じた。
チーフが走っていった外の世界に
自由や幸せはあるのだろうか…。
結局どこに行ってもルールや抑圧はあるから
また新たな壁に出会っちゃうんじゃって思う。
異常と正常の境界線はどこから?って考えさせられる。
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