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カッコーの巣の上でのstandfieldのレビュー・感想・評価

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
4.2
精神病を装って精神病院に入った主人公が、そこで患者たちが弾圧的な扱いを受けている現実に憤りを感じ、患者たちの自由を手に入れるために奮闘する物語。

40年も前の映画で一度脱落したけど、もう一回思い切ってブルーレイで観た。衝撃だった。あの様な人権侵害が実際に行われていたなんて思わなかった。医者の言うことすべてが正しいと思ってはいけないと言うことがよくわかった。
精神病患者だらけの作中で、ジャックニコルソンのチャラくて無鉄砲だけど正常な人物像がすごく際立ってて、患者のために権力と戦い続ける姿が本当にカッコよかった。

それにしてもあのクソ女院長と役員たちにまじでムカついたわ。細かいとこでうるさいわケチだわ嘘つくわで、仕舞いには主人公をあんな目にあわせて、、!!あんな頭硬い人間にはなってはいけないと強く思わされた。

余談だけど、釣りに出かけるシーンとチーフが最後に窓から逃げるシーン好きだった。
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