モナモナ

カッコーの巣の上でのモナモナのレビュー・感想・評価

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
4.8
難しい。本当に難しいと思った。
すごくいい作品?と質問されてもすぐ頷けるか分からない気もする。でも、必ず心に残るものはあると思う。考えが変わる人もいるかもしれない。それほどこの作品が観客に与える衝撃はでかい気がした。
作風はすごくこだわりが見える訳ではないが、何よりテーマが重い。でもこの作品のテーマを一言でこれだ!と言える訳でもない。『異常』でもあり『人間』でもあり『社会』でもあるそんな感じがした。
自分はとにかく結末が何とも言えない衝撃だった。でも消化不良ではなく、それが自然の流れだったように思えたし、でも理解は出来なくて、本当にその感情が不思議としか言いようがなかった。

人生で1度は見てもいいと思う作品。
やはりアマデウスもそうだが、ミロス・フォアマンは天才。
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