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カッコーの巣の上でのSawaDcupのレビュー・感想・評価

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
4.6
生きる希望を持たず、勇気を持てずにいる無気力な精神疾患者をいわゆる『生きる屍』と例えているのか
生きる屍の彼らを、精神疾患者を演じて入院してきた男が『人間』にする話

なんともいえない感動とはすごく共感します。嬉しい感動でも悲しい感動でもなく、複雑な感情でありながら勇気づけられるラスト
主人公たちの尊厳ある行動には胸を打たれる

重圧の中、支配されて無気力になる者もいれば、必死に戦い排除される人もいますよね
どちらが正解なのかは明解だが、難しい
今の香港みたいですね
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