もっと超越した所へ。の松山洋のレビュー・感想・評価

いやー、お見事、これは凄い、よくこんな作品を生み出せたもんだ。ギリギリのバランスというか、普通はメタに突入した時点で「はぁ、なにそれ」で終わるところを押し切ってるのが凄い。

こんなやり方もあるのかと感心しました。

まさに天才の所業かと。

あと、ずっと作中でバカにされている風俗嬢が言ってることが全部正しい、ってのがもう笑えるほど深く心に凄く刺さりました。

こんな4場面のピタゴラスイッチみたいな映画は『フォールームス』以来なんじゃないかな。

面白かったなぁ、得した気分です。最高。