このレビューはネタバレを含みます
6アンダーグラウンドが記憶に新しい
マイケル・ベイ監督の最新作
もっとゴリゴリの銃撃戦とかアクションで
主人公が無双する映画かと思いきや
終始警察に追われまくる映画だった
上映時間殆どが護送車の中だから
ストーリー的にはだいぶ薄い
前半はクライム映画のテンプレで
護送車で逃げ始めた部分含め
同じような絵面が続きだいぶ退屈に感じる
後半は護送車の中での緊迫した状況を
描きつつどうやって警官を出し抜くかの
頭脳戦もあって面白くなってた
だいぶグロい描写があるので
苦手な人はだいぶ苦手かも
それにしても護送車で運ばれてる警官
普通なら死んでるぞ‥
リアル路線なストーリーだから
M・ベイ監督にしてはド派手なスタントや
爆発は控えめで少し物足りない面が多く
普通のB級になってしまった感が凄い
一応主役のJ・ギレンホールはミステリオに続き
悪役がハマっていてこんなに小物感と迫真な表情を出せるのも凄い演技力だなぁと
派手なアクションを観たい人は微妙かもだけど
ツッコミ所はありつつもそれを気にしないで
スリルを味わいたい人には
オススメできる
あとクライム映画の皮を被った
黒人讃歌にも感じる
（ここらへんは良かった）
アンビュランスもまぁまぁ面白かったけど
これを観ると6アンダーグラウンドって
ちゃんとお金も掛かってて面白かったんだなぁ
