K

ウーマン・トーキング 私たちの選択のKのレビュー・感想・評価

4.0
ユーロライブでの試写会で観てきました。

タイトルの通り女性たちが話し合う映画。
実行犯の男性たちは画面には登場せず、終始一貫して物語の主体は女性たち。女性は見られる側ではなく、語る側、決断する側だという力強さがあった。

同じコミュニティで同じ慣習の中で生きていても、一人ひとりの経験や価値観は異なる。その違いから亀裂が生まれることもあるけれど、それでも話し合って、一緒に前に進んでいかなきゃならない。事前のトークコーナーで前田敦子さんが仰っていた「古い仕組みを壊すのは一人では難しい」「壊して新しい形にするのも難しい」という言葉が、映画を観終わった後も印象に残っています。
K

K