ちゃんみう

ウーマン・トーキング 私たちの選択のちゃんみうのレビュー・感想・評価

3.3
合意形成の過程を描いた珍しい作品。ほとんどが会話劇で議論をしながら知を獲得していくという構成が、プラトンの『国家』を彷彿とさせました。
ラストは納得感があってよかったです。でも題材が五年、下手したら十年くらい古い気がする。ME TOO 運動を経た今では「そりゃそうやろー」という内容で目新しさはない。こういう主張が強い作品は目新しさや気づきがないと退屈になってしまうので、そういう意味でこの評価です。