メノナイトと呼ばれる宗教コミュニティで女性たちが寝ている間に薬を盛られてレイプされていた事実が発覚。
女性たちは男たちを赦すのか、残って闘うのか、集落を去るのか、未来を切り開く為の話し合いを行う。
暴力は無知から生まれるのではないか?
被害女性の中から男たちもまたこの共同体の構造の犠牲者であるという発言が出たのはフェミニストの夜明けを感じる。
結局のところ女性の自立には教育が不可欠であること、またキリスト教の根幹である赦しの概念についても静かに深く考えさせられた。
集落の外の大学で教育をうけたことのあるオーガスト(ベン・ウイショー)は訳ありっぽいけどどんな気持ちであの前時代的なコミュニティで暮らしていたのか、そのへんも気になるところでした。