ぼぶ

ウーマン・トーキング 私たちの選択のぼぶのレビュー・感想・評価

4.0
自分たちの身に起こっていたことを理解し、受容し、この先の行動を選択する。そのプロセスを丁寧に描いてくれていたのがうれしかった。傷つけられるような場所からは去ればいいなんて当たり前だけど、そんな簡単じゃないもんね。
とにかく対話を重ねること、その様子がどこかセラピーのようにも見えた。どんなに辛い思いをしていようと、なんとなく安定している今を変えるのって本当に難しい。だからある意味、同じ目に遭っている人がそばにいて連帯できる環境だったのは不幸中の幸いだったのかなとも思った。
60・70年代頃の物語だと思って観ていたから2010年の設定だとわかったとき震えたし、しかも実話が基になっていると知って愕然とした。
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