たむ

ウェンデルとワイルドのたむのレビュー・感想・評価

ウェンデルとワイルド(2022年製作の映画)
3.5
NETFLIXマッチ度98%、『コララインとボタンの魔女』以来、13年ぶりのヘンリー・セリック監督によるストップモーションアニメーションです。
相変わらず途方もない時間をかけて作られる映像ですが、本当に素晴らしいです。
気味が悪くて、ゾッとする様なデザインも相変わらず。

両親を亡くした罪悪感に苦しむ少女を主人公に、あの世とこの世をめぐるドラマが展開します。
世界観の面白さはもちろん、主人公のやり場のない悲しみがイラつきと非行などに走らせたりする感情のリアルさ。
脚本にジョーダン・ピール監督まで入っている豪華編で、ホラーや怖いだけではないテーマはクセがありながら心に残ります。
今度のオスカーの長編アニメ賞には関わってくるかもしれないですね。
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