IMAXで鑑賞。狭い部屋での会話シーンが多いと聞いて、IMAXで観ようか悩んでいたがIMAXで観て正解だった。爆発の迫力、量子の世界を表現する映像は見ごたえがあった。タイトル通り、オッペンハイマーとい>>続きを読む
ヴィルヌーブ監督が作り出す世界のそれぞれの細部にまで作り込まれたヴィジュアルが圧巻。メカの異質な造形や、色彩を欠いたハルコンネンの砦、砂漠の美しさ。IMAXで来た方が良い。
むちゃくちゃ面白かった。戦争を生き残った者の再起の物語としても非常に胸に来るものがあった。恐ろしくも神秘的な破壊の神として描かれるゴジラが最高。強力な武器もないなかで、持ちうるものでどうゴジラに対抗し>>続きを読む
岡田監督就任から9月14日の優勝決定までをまとめた作品。年末の大阪の劇場では盛況でした。CSと日本シリーズが濃密すぎたのでもう一本作れそう。次の監督は今岡コーチだなと確信した。
アメリカという国の成り立ちにおいて、忘れてはならないし、現在も続いている暗部を明らかにした作品。追いやられた土地で油田が発見したオセージ族という先住民族がいて、迫害してきた白人を逆に雇用する立場にあっ>>続きを読む
アクション作品は普通2時間を切るくらいの長さだが、今作は169分。見せたかったアクションを全て詰め込んでみたという感じで飽きなかった。1対多数の闘いを様々な場所、状況で。よくある民家の中での闘いは大胆>>続きを読む
圧倒的な映像美と声優陣のお芝居。電話の発達で手紙が衰退していく時代の流れも描かれ切なさも感じる。京アニの新作を観られる日を待ちたい。
バガボンドで井上雄彦ファンだがスラムダンクは未読でアニメシリーズも観ずに、観に行った。結論、先入観がない分楽しめたと思う。映画自体は最初から最後まで考え抜かれ、一コマ一コマから熱量が溢れている濃密な作>>続きを読む
テレビ総集編から入った流れで視聴。圧倒的な映像美と繊細な心の物語に至福の時を過ごした。劇場版も楽しみ。テレビシリーズ版も1話から観たくなった。
マンガにあった要素を詰め込みすぎて、全体的にのっぺりした印象。奥義を打つシーンが地味。原作知らないと何のことか分からないんじゃないかと思った。宇水が秒殺だったり、鎌足などほとんどの十本刀がエンドクレジ>>続きを読む
このシリーズの実写化は配役が成功している。マンガにあった剣心と薫の別れのシーンのドラマチックさだったり、張の蛇のような刀だったりがなく、その辺は頑張らないんだ、と思ってしまう。
振り返れば「君の名は。」も「天気の子」も災害を描いていたが、今回はそれら以上に災害、震災を描いていた。新海監督はデビュー以降、離れ離れになってしまった人のことを描いていたが、3.11という現実に起こっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
Youtubeでウタの曲を聴いて好きになり、ワンピースをこれまで全然見たことないのに映画館まで行った。ストーリーを気にするレビューが多いが、そこもそれほど気にせず見れた。まず凄いのはAdoの歌声。画面>>続きを読む
信の初陣、蛇甘平原の戦いが描かれる。戦場のシーンは結構迫力があった。緊迫の戦場で、次々と展開が変わっていく中で、挟まれる人間ドラマがスピード感を削いでしまっているように感じられた。邦画7本分の予算がか>>続きを読む
トミーリージョーンズの若い頃をジョシュ・ブローリンが演じるのはハマっていた。1、2は楽しかったのを覚えているけれど、今回はあまり乗れなかった。2の公開から20年経ってるし、歳をとってしまったかな。
前作はかなり前に観て、ほとんど覚えていなかったが、復習してからいった方が良かった。前作の登場人物たちが年をとって登場するから。何といっても飛行シーンが凄かった。前作は米軍から飛行映像をもらって継ぎはぎ>>続きを読む
2022年元日に鑑賞。キングスマンの誕生物語。過去2作にあったやり過ぎなおふざけ感は少なかったが、それ以上に現代へのメッセージに溢れた作品になっていた。戦場の悲惨さも戦争映画に引けを取らないほどに描か>>続きを読む
IMAXで鑑賞。『ボーダーライン』でハマってヴィルヌーヴの新作は必ず映画館で見ています。『メッセージ』以降、SFばかり手掛けているヴィルヌーヴ。スッキリとしながらスタイリッシュな画づくりがSFにとても>>続きを読む
総髪に洋服、ピストルぶっ放しながら馬をかける土方がカッコよすぎた。芹沢鴨や伊藤甲子太郎の暗殺、池田屋事件、戊辰戦争など様々な戦闘シーンも容赦なく迫力満点で描いていたのが素晴らしかった。わずか6年しか存>>続きを読む
テイラー・シェリダン監督の前作『ウインド・リバー』が大変すばらしく期待して観に行った。『ウインド・リバー』がアメリカ先住民が抱える問題を盛り込んでいたので、山火事と聞いて気候問題を盛り込んでくるのかと>>続きを読む
いつどこで暴力が爆発するか分からない雰囲気が全編に漂い落ち着いて見ていられない。前作が統制だった組織対組織の戦いを描き、それを動かしていた大神自身も自分の役割を理解しているといった点で安定はしていた。>>続きを読む
初めてアニメ映画をIMAXで観た。IMAXという最高の映像・音響環境で観たため、圧倒的な映像美とBelleの歌声で持って行かれた。ご都合主義的なところや、よく分からなかったところも吹き飛ぶくらいに。>>続きを読む
死と記憶の物語。すべてを受け入れる温泉旅館の物語。心に残る良い映画だった。
主人公は下北沢の街だった。2年前に下北沢に行ったときちょうど駅の工事が行われていたから、撮影時期はその頃だと思うので、空気感をより感じれた。登場人物は実在感があっていそうだが、実際にはいなさそう。距離>>続きを読む
膨大なセリフと登場人物。人物と名前を一致させるのさえ一苦労。正直、内容の半分も理解できていない気がする。それでも、良い映画を観たなという余韻がある。テレビが登場する前、映画が報道の役割を大きく持った時>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
他では見れない映像を創る、というノーランの真骨頂が出ている映画だった。難しすぎるという評判を聞いていたので、理解することを最初から諦めて劇中にあるように感じるままに観たので楽しめた。タイムパラドクスに>>続きを読む
ワンカットによって、二人の視点とほぼ同じで、第一次世界大戦を戦った兵士が何を見て、何を思っていたのかがとてもリアルに感じられる。ひとつながりの撮影の中でもタメや様々な見せ方を凝らしていて緊張感がすごい>>続きを読む
観終わってしばらくはエンジンの高鳴りが耳に残っている。主人公たちが属するフォードが敵のように見え、それは最後まで変わらない。カリスマのもと手づくりで丁寧に速く美しいマシンを作る小さな会社フェラーリと2>>続きを読む
「この世界の片隅に」はたぶん5回以上は観て、広島・呉へロケ地めぐりをしにも行った。前作のリズムが染みついているせいで、追加シーンや変更された箇所などに気を取られてしまいどっぷり物語に浸かることは出来な>>続きを読む
日本で映画製作にまで乗り出す役者はほとんどいない。ブラッドピットやイーストウッドたちのようになって欲しいと思う。集めた役者がすごいのでそれだけで見ごたえはある。辛い少年時代の静かで悲惨なシーン、病室の>>続きを読む
何といっても、サンフランシスコの坂道をムスタングが爆走するカーチェイスシーン!CGなどもちろん無い迫力が凄い。ストーリーは普通だけど。