昭和 13 年の暮、池上本門寺裏手にひっそり住まう神山家。 商工省官吏だった主は10 年前に亡くなり、今は母・里子(加藤治子)、会社勤めの次女・まき恵(南果歩)、帝大生の長男・健一郎(金山…
>>続きを読む昭和12年秋。父を早くに亡くし、三姉妹と母だけの結城家に長女・祝子(田中裕子)の婚約者・川島次郎(小林薫)が訪れる。 祝子は婚約してから3年経つが、健康に自信がないことを理由に結婚を延期し…
>>続きを読む昭和14年夏。宮部麗(曽根由加)が女学校から帰ってくると、いつもの通り姉の笙子(国生さゆり)が二階の病室から外を眺めていた。 笙子は心臓の病気で、外出を禁止されている。そんなとき、窓から剣…
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