ねうさんの映画レビュー・感想・評価

ねう

ねう

映画(86)
ドラマ(1)
アニメ(0)

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.9

ストーリーを楽しむというより、世界観、アクション、完結を楽しむという感じだった。オールスターズ。

10年かけてひとつの作品の完結を見届けるという経験が人生で初めてだったから、役者さんたちの変化も含め
>>続きを読む

17歳(2013年製作の映画)

4.8

‪NHKの対談を機に、ずっと気になっていたけどやっと観た。‬思った以上にずーんときた。あぁ、フランス映画観たなって感じ。

ヒロインが口数少ないこともあり、俯瞰で眺めていられる演出が心地よかった。
>>続きを読む

少女邂逅(2017年製作の映画)

4.8

保紫萌香さんが大好きで、クラウドファンディングにも参加して、舞台挨拶の日に一度目の鑑賞。
少し間が空いて昨日、大阪で二度目を観ました。今年の映画初め。

一度目は考えながら観たので、色々と謎が残ってし
>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.3

予備知識なし、あらすじだけ読んで『ヴィオレッタ』を期待して観たらまったくの見当違い。

最初から最後まで徹底された映像美。セリフも少なく芸術性はめちゃくちゃ高い。それゆえにすべてが生々しくリアルだった
>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.6

鑑賞直後にどうしてもうまく言葉が出てこなくて、こんな体験初めてだったから何でだろうって思ってた。ただひたすら胸が痛くて気持ちが溢れて仕方なかった。

一晩眠って、朝起きたらわかった。
わたしは自然とす
>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

-


恋愛ってこんなに根源的に人を狂わすこともあるんだなって。
女の方が過去に縛られず生きられるとこあるよね、ないかな、関係ないか。

One more time, One more chanceだけ好き
>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.5

昔劇場で観たけど数年ぶりにレンタルで鑑賞。

当時は小さい勇敢な男の子に感情移入してめちゃくちゃ泣いた記憶があったけど、年とともに移入する対象が変わって見方も変わるんだなってことをまず感じてびっくり。
>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.2

ほぼ同時期に、日本でも「僕のいた時間」というALS患者を描いたドラマが放送されていた。
当時好きだったので、録画に残していたからこれを観終わった後思わず見比べた。

どこで、何で、こんなに差がついてし
>>続きを読む

バレエ・シューズ(2007年製作の映画)

3.7

設定が割と壮絶なのに、あまりにもトントン拍子に上手く進むので、誰かの夢の中かとさえ思った。
それぞれの努力や葛藤が見えると感情移入して感動出来たかもしれないけど、圧倒的運の良さ?に置いてけぼりをくらっ
>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.8

第4話から急激に面白くなった。

それまでは役の設定としてなのか、本当に役者同士がまだお互いを掴めていなかったのか、探り探りな様子が印象的だった。

ただ、4話から本当にめちゃくちゃ面白くて存分に笑わ
>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

4.8

三時間映画に挑戦。やっぱり長かった。
だけどさ、ひとりの人生を描くにしたら、むしろ短いくらいなんだよなぁほんとは。
トトの記憶の濃い部分を覗き見しているような気分になった。

"人生はお前が見た映画と
>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.9

本当の意味では何も拒否せず、最後には必ず人に流される。そうやって生きていくのは、一見生きやすいように見えて、めちゃくちゃ生きづらい。

そこに共感、感情移入できるかでこの作品の評価が上下すると思う。
>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.8

もうすっかりエディの虜です。とんでもない俳優が世に出てきたもんだ、と。
こんなに繊細で、丁寧で、美しい演技の出来る人が他に居るだろうか。
死ぬまでに観るべき推奨映画。

娼婦とガラス越しのリリーを映す
>>続きを読む

草原の実験(2014年製作の映画)

4.3

この映画に関しては、
考えるな、感じろ !
感受性を解放して観ましょう。

レオンのナタリー・ポートマンに出会ったときの衝撃に近い、エリーナ・アンの美しさ。

言葉がない分、映像、音声のこだわりが強く
>>続きを読む

父、帰る(2003年製作の映画)

5.0

死ぬまで一生忘れられない映画を問われたら、これからはこの作品を挙げるだろうし、これを越える衝撃を味わうことも二度とないのかもしれない。

本当に質の良い演技って、鑑賞中に「うまいなぁ」なんて思わないん
>>続きを読む

バケモノの子(2015年製作の映画)

3.4

前半は楽しかった。
厳密に言うと、現実世界の父親が再会の感動に涙するところまではすごく良かったと思う。

多くの人がレビューしているように、後半の無理矢理感や詰め込みすぎ感が本当に残念。

前半の、食
>>続きを読む

レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

4.8

これは完全にトムハーディのための映画だと思う。最初から最後まで、同一人物が演じてるんだって頭ではわかってたのに、全く信じられなかった。
どうしたって、同じ人には見えない。顔も体つきも全然違って見えるよ
>>続きを読む