010さんの映画レビュー・感想・評価

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PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

期待しすぎた〜
サラも犯人も方向性が中途半端で結局なにがしたいかわからずホラーともロマンスともつかず消化不良。
周りの人間関係も不愉快だし作中の何にも感情移入できず。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

1作目よすぎてハードル高かったのに2作目もちゃんとおもしろくて信頼度上がる〜
真偽入れ代わり続けるハイテンポな展開に振り回されるのたのし〜
異国のおじさんがよかった。
あと画像選択認証で車の端っこを選
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

とんでもねぇけどおもしろかった
厳格な天才職人から心を失った狂気的支配者へのグラデーション、そしてハンバーガーを振る舞い客を見送るシェフの顔まで主演の表現がすばらしすぎて、突飛なお話をB級にしない説得
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コロニアの子供たち(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

コロニア・ディグニダに入ったチリの子目線でヤバ宗教団体を体験する映画。
画面は綺麗だけど、子ども目線での描かれ方なのかヤバさの上澄みというかんじでちょっと中途半端な印象。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

珍しく邦題に惹かれて観たかった映画。
転落死した夫の殺人容疑で起訴された妻が無実を勝ち取るまでの一部始終をじっくり映した作品。どんな家庭にもきっとある夫婦間の事情を無遠慮に暴かれ晒され責められる裁判は
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レベル・リッジ(2024年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

田舎町の汚職警察組織にいとこを殺された元海兵がすべてぶち壊してやる話。
人種差別と職権濫用が濃くて抑圧感がきついし、その分主人公が理性的に無双するの良い。結構ハードボイルドで渋めな仕上がり。

渇水(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

水不足の熊本、滞納宅に停水措置、置き去り姉妹
演技派揃いで観やすいのに、作品として伝わる意図が意外にも薄いような感覚。転結に納得感もないような。

ラストマイル(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

は〜〜〜堪能
満島ひかりさん大好き。滑舌がほのぼのしてるからバリキャリ役は違和感ある序盤、天真爛漫と怪しい挙動にキャラが掴めずハラハラする前半、瀕死の危機から自己開示のくだりで満島ひかり〜!!!!の大
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正欲(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

世の中の普通から外れた生きづらさ、圧倒的孤独感、それを言語化し共有できた瞬間の安堵と、同じ形の命と隣り合って生きる幸福感。
生きづらさの主因は性愛に重点置かれてるけど、大なり小なり社会への居づらさを持
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

サイバーテロによる国家転覆危機を都心から離れたバカンス先で体験する二つの家族模様。
不気味でハラハラして面白かったけど、必然性の薄い展開がチラホラあってなんで?ともなった。不気味演出として多用された動
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声もなく(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

恵まれない生まれから反社の下請けで生計をたてている口のきけない青年が、人質の少女と暮らして情がわいちゃうはなし。
初めに彼が手を叩いたシーンがあまりにも良くて、これは素敵な作品だという直感だったんだけ
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

思ってたんと違って何を観せられている…?!ってなったけど作品としては完成度高いのだと思う。
著名なファッションデザイナーさんの監督作品だそうでなんと多彩なこと。
Netflixでは息もつかせないサスペ
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藁の楯(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

なんかいまいち
脚本なのか演出なのか会話も展開も不自然だしテンポも微妙でどことなく茶番感が…
清丸のイカれたクズっぷりはすごかったな…脈絡なく子どもいますか?小さい女の子とか…って言い出すところであ〜
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

不遇な少年が賢ドッグたちと助け合い生きた半世。
わんちゃんたちの賢さに全ベットしたトンデモ展開なのに、主演の深みある演技でB級感を醸しすぎずエンタメしながらもどこか感傷的な物語に仕上がっててすご。
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ルーム(2015年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

誘拐監禁被害者の女性とその子供。
前半は監禁生活と逃亡劇でハラハラ。
後半は被害者として戻ってきた世界と順応ままならずモヤモヤ。
極限状態から生還した女性の精神状態と、家族との軋轢が迫真でつらかった。
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隣人-The Neighbors-(2012年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭と締めに一節入るかんじ、小説原作なのかな…?小説なら群像劇として面白そうだけど、なんか余計な要素が多くごちゃっとしてて主軸がなんなのかわからず観づい映画という印象。
娘が惨殺された母の辛さを語るに
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

全俳優さんの演技が良すぎて終始不穏で不快。
父親が無理すぎる。長男には自身の憧れを押しつけ理想に満たない次男は暴力で威圧し、妻を家政婦以下の品物同然に扱っている自覚もないうえ愛情の存在を疑いもせず、自
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ファーゴ(1996年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

自己中小物クズ旦那の愚策で発生した偽造誘拐事件の顛末。最悪の展開が重なって7人も殺害されたの惨すぎ。
それはそれとして身重のポリスはなにか意味あったのかな?ラストの微妙なやりとり含めてなにを伝えている
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スウィンダラーズ(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

詐欺師専門詐欺師による父の敵討ち大作戦。
サクサク展開、勧善(?)懲悪ハピエンなので気楽に観れておもしろかった。

完璧な他人(2018年製作の映画)

2.6

ん〜〜〜スッキリもせず、ファニーでもなく、テーマも判然とせず、いや〜な気持ちだけが得られて微妙。舞台とかで観る方がまだ面白そうかも。ラストで見せられた別ルートがつまり、3つ目の生活を知れないことで幸せ>>続きを読む

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ひたすらキツいだけでおもしろくはない。
人間関係に要求される社会性を獲得しえなかった個の孤独、よりも、その両親が抱えた人生を想ってしんどかった…
前半はそれでも我が子が可愛くて、大切で、未来の幸せを願
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市子(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

杉咲花さんすき。声も笑顔も、涙の表現も豊かすぎる。
ものすごい尺を無言のアップで、みたいな杉咲さんの表情で語る演出が多かったけど、冗長〜とならず鬼気迫る大事なカットになっててすごい。
純真で幼気な雰囲
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愚行録(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

惨殺事件の被害者一家
被害者との思い出を証言する友人同僚
虐待サバイバー兄妹
愚か者の業が煮詰まって誰も幸せにならない作品。
満島ひかりさんすごすぎ。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

延々続く独白に退屈したうえ盛大にミスって何を見せられてる?ってなる。
感情移入できなくて飛ばし飛ばしみちゃった

7月22日(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

実際に起きた凄惨なテロ事件について、被害者とその家族、犯人と弁護士、政府まで多面的に描かれた作品。
ウトヤ島7月22日は当事の恐怖を2時間体感させる局所的な描かれ方だったのに対し、本作は事件後に焦点が
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共謀家族(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

クズ野郎に傷つけられた家族を護るために工作頑張る映画好きお父さん。
クズ野郎の卑劣さを知ってなお被害者を辱め脅すクズ母に吐き気したけど、あの執着を掻い潜って嫌な奴ら一網打尽に破滅させる展開は助かった。
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X エックス(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

なんでこんなことするの???ってくらい気色悪い作品。
面白かったです。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

意外とバディものだった

ある男(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

俳優さんが凄腕揃い

スプライス(2008年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

えげつな…
一つの生命をもって性(母性、善性、生殖)的に翻弄されまくる夫婦を描いた、あらゆる倫理観を踏みつけ走り去るような作品。
幼いうちは我が子のように寵愛する妻と、手に負えないクリーチャーとして扱
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クローブヒッチ・キラー(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

信仰を重んじて暮らし、頼れる夫、愛情深い父の面した男の不審者ムーブが気味悪すぎる。からこそ全部息子に見られてた展開面白かった。
悦に入ってる背後から息子出てきたのがハイライト。
結局いつまでも自己愛を
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

画面がずっとイラストみたい。
コメディタッチだけど意外と惨くて笑えもしない、淡々と軽快なサスペンスという独特のノリだった。
画角的な影響なのかちょっと古典的な雰囲気からか、舞台を観ているような感覚にも
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

気持ちわる…
男性からの慣習的なハラスメントとか暴力性に、日常的な脅威として晒せれ続ける女性のストレスをわかりやすく体験させてあげます!みたいな。身に覚えのある不快さが悪趣味をもってグロテスクに実写化
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シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

ホラー風味ミステリという感じ。