cuummaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.0

家柄違いを乗り越えて結婚したスジンとチョルス。幸せな毎日だったが、スジンが若年性アルツハイマーだと分かる。

スジンの記憶が剥がれ落ちていくさまは辛すぎる。そして必死に愛を伝えようとするチョルスは、観
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ドーナツもり(2022年製作の映画)

3.6

のんびりとしたドーナツ屋さんの日常。

ドーナツの穴、食べてみたい。

グリーンバーグ/ベン・スティラー 人生は最悪だ!(2010年製作の映画)

3.6

精神病院をでた41歳独身男性、世間を斜に構えているクセあり者

ベン・スティラーいいね!!

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

4.0

ノア・バームバック監督好き

気まぐれな彫刻家の父と再婚した妻、母が異なる姉兄弟…の日常を等身大に描いていて好感もてました。

みんないい人なんだけど、ちょっと天然ボケの要素があって、いろいろ起こるハ
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

無愛想でいつも不機嫌そうなリーは、兄の突然の死をきっかけに、16歳の兄の息子(甥)の後見人となる。

甥の学校やバンド、クラブ活動や付き合っている彼女を変えたくないという本人の希望で、故郷のマンチェス
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おとうと(2009年製作の映画)

3.8

幸田文原作、市川崑によるオリジナルがありますが、こちらは山田洋次による現代版「おとうと」

しっかり者の姉(吉永小百合)と、酒とギャンブル好きで厄介者の弟(笑福亭鶴瓶)の切っても切れない家族愛を描く。
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毛皮のヴィーナス(2013年製作の映画)

3.8

「毛皮のヴィーナス」を演劇にするためヒロインをオーディションしている脚本家のトマのオーディション会場に、遅れてやって来たワンダ。

ガサツで厚かましいワンダに、時間外だからと断るものの、ワンダが一方的
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乱れる(1964年製作の映画)

4.5

成瀬巳喜男監督作

酒屋の長男に嫁いだものの、夫が戦死し未亡人になった礼子(高峰秀子)が、店を切り盛りしている。亡夫の弟:幸司(加山雄三)は密かに礼子に想いを寄せる。

未亡人として貞淑な生活を送りた
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.8

ジヨンは仕事を辞め、育児に専念している専業主婦…毎日のストレスの積み重ねで、精神に異変がもたらされる。

極めて現実的な映画で、誰がなってもおかしくない。一人で抱えてはいけない、家族や身近な人と共有す
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.0

京アニの表現力に感嘆!!

のぞみが大好きだけれど内向的なみぞれと、呑気で元気なのぞみの吹奏楽部の高校生たちの物語

内向的なみぞれの心理を、女子特有のしぐさや光と影、童話の世界と絡めて、繊細に表現し
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

-

BLの安藤くんも、腐女子の三浦さんも…周りの目とか常識とかに捉われずに、自分に素直に進んで欲しい。

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

4.2

閉鎖病棟、希望がなさそうな場所。

でも、上を向いて朝日を見つめたユキの姿、車椅子から立とうとした秀丸さんの姿

どんな事情があっても、生き続けること
涙しました。

潮風のいたずら(1987年製作の映画)

4.0

これぞ、80年代のラブコメ!!

傲慢な我儘夫人が船から転落したため記憶喪失になる。それをいいことに大工のディーンは、俺の妻だと、わんぱくな男の子4人の家庭に縛りつけた。

次第に本当の家庭を築き始め
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正欲(2023年製作の映画)

-

明日生きていたいと思わない夏月と佳道、不登校の小学生、社会を拒絶している大也

「普通に生きる」とは何か⁈

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.6

男性と実態のない人工知能との恋愛。

最初は違和感ありましたが、観ているうちにこんな恋愛も素敵だなと思いました。

マグノリアの花たち/スティール・マグノリア(1989年製作の映画)

3.8

マリンとジェルビー親子を含め、町の美容院に集まる女性6人の物語。

冗談言ったり、歪みあったり、泣いたり、笑ったり…でも鋼のように強くしなやかな6人それぞれの生き方が、タイトル通り大輪の花を咲かせてい
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シャドウプレイ 完全版(2018年製作の映画)

-

激しいカメラワークが、愛憎の強さを表わしているかのよう

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.6

ラストが想像できるからこそ、このすれ違いの多さに、いささか呆れる。

もっと素直に生きましよう!!

世界最速のインディアン(2005年製作の映画)

4.0

60代後半のバート(アンソニー・ホプキンス)は、長年の夢である改造オートバイで大会に出場することだ。

バートの住むニュージーランドの片田舎から、はるばるアメリカユタ州ボンヌヴィル塩平原まで旅する。そ
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人生に乾杯!(2007年製作の映画)

3.8

81才の夫、70才の妻の老夫婦が銀行強盗を繰り返し逃走する。

コメディのように感じますが、年金の少なさ故に生活が苦しいことや、亡くなった息子への想い…これもひとつの終活でしょうか。

すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

4.5

まだ見ぬ相手だけれど、残して行った日記から相手の考え方や性格を知り、励まされ、好きになっていく。

タイの僻地の水上分校に赴任した、教員経験のないソーンは、前任者エーンが忘れた日記を見つけるところから
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毒薬と老嬢(1944年製作の映画)

3.6

タイトル通り老嬢(老姉妹)は、悪気がなく孤独な男性を毒入りのワインで安らかな死を与えるという妙な⁈慈善活動を行っている。

この設定がすでにおかしいが、更に奇人変人が集まって来て、大騒動。
主役のモー
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

11才のソフィと父が一夏を過ごした記憶。

父はソフィを愛し、ソフィは父を慕っている。あ・うんの呼吸のように言葉は少ししか要らなくて、そこにいてくれるだけでいい。

愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)

4.0

大戦を含んだ1930年代から1980年代まで、2世代4家族の悲喜交々のストーリーが駆け巡り、ラストのフランスの赤十字チャリティーで関係者たちが集う。

その大舞台は、モーリス・ベジャール振り付けジョル
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

3.8

しんちゃん、今作もおバカまるだしの騒動。

でも母の言葉「一生懸命友達のためにがんばっているのよー、誇らしいわー」
父の言葉「負けようが笑われようが、胸張って生きていてくれればいい」

…これがしんち
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キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(2021年製作の映画)

4.0

第二次大戦中のウクライナが舞台。

ソ連やナチからの侵略により、大切な人を奪われて続けるなか、音楽教師:ソフィアは、自分の娘と知り合いの娘たち計4人を匿い育てていく。
幸せが訪れるという縁起の良いウク
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.2

余命わずかの34才シングルファーザーの窓拭き清掃員:ジョンと4才の息子:マイケルの二人暮らし

死後、息子を引き取ってくれる家庭を探しながら、毎日仕事をしている。
外部窓を拭くために、ハシゴをかけて作
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.4

40代マンネリ夫婦が、エキセントリックな若者夫婦と出会い刺激されていく。

アダム・ドライバーがいい役してます。

バチカンで逢いましょう(2012年製作の映画)

3.6

敬虔なカトリック教徒であるマルガレーテおばあちゃんは、過去に犯した罪を償うため、単身カナダからバチカンに行く。

バチカンに住む孫娘や、カナダから娘が飛んできたりして、女3人のドタバタ…でもしっかりラ
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ロスト・イン・パリ(2016年製作の映画)

3.6

老人ホームに入れられたくなくて脱走したマーサ、カナダからマーサを探しにパリにやって来た姪のフィオナ、ホームレスのドム。この3人がすれ違いながらドラマが展開するコメディ。

カラフルで、ちょっとオーバー
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.6

オリジナルは台湾版で、こちらは日本版リメイク。

京都を舞台にほぼ同じストーリーです。

マダム・マロリーと魔法のスパイス(2014年製作の映画)

3.8

フランスの田舎に一つ星レストランがあって、その真向かいにハッサン一家が越してきてインド料理店を開く。
お互い飲食店同士なので、敵対するものの、ハッサンの腕の良さから、一つ星レストランのオーナー:マロリ
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マリリン・モンロー 瞳の中の秘密(2012年製作の映画)

-

新たに見つかったマリリン・モンローの手紙や日記を、女優たちが朗読するかたちのドキュメンタリー。

マリリンはすごく努力家で繊細な人だと認識していますが、今作でもそう感じました。幸せになって欲しかった。

わたしたち(2016年製作の映画)

3.8

穏やかそうで仲良しのふたり…に見えるジャケ写真。でも中身は小学四年生女子たちの複雑な人間関係。

まだ自立してない少女たちは、声が大きい者に従って、誤った判断で行動する。
おとなしすぎる故にソンは仲間
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夏時間(2019年製作の映画)

4.0

中学生のオクジュは、父と弟と暮らす。ある夏の日、突然祖父の家に一家で引っ越しし、環境が変わる。

好き放題の弟と違って、オクジュは現状にじっと耐え見守っている。しかし祖父の死をきっかけに、オクジュの張
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