omizuさんの映画レビュー・感想・評価

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

久しぶりに映画館へ。

宮崎駿作品で育ったから、観ておかなければという使命感。

変わらずな作風に安堵しつつも、歳を重ねて重ねていくと伏線の回収が上手くなったり、皆んなが望むストーリーから逸脱しなくな
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

ちょうどいい推理物

トリックも、推理の進み方も、怖すぎない死に方も俳優も全てが休みの日に誰かと一緒に観るのに、とってもちょうどいい映画でした。

その分、強烈に残る印象的なものも無いのです。
つい先
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

想像していたのをはるか斜めに着地していて、途中までテンポ良く、ある意味ポップに展開していたから、後半は大体口を開けて観るはめに。

音楽も不安にさせる煽り方をしてるような空気感がより不安を助長させてく
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

良き理解者

アイルトンセナからF1に興味を持って、学生時代夜中、ミハエルシューマッハやキミライコネンの走りに一人一喜一憂していた頃が懐かしくって、またそれとは別だけど、久しぶりに観たくて映画館に。
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.1

想像と違って、怖かったけれどジョーカーより怖くなく、奇妙な話だなと思ったのが正直なところ。
原作は読んでなく、一作目も見ずに見たのですが、分かりやすく物語りにはすっと入っていけたのと、青春時代の甘い、
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

月一、1日に提出する反省や目標を書くやつに、入社以来の暗い内容を、書いたばっかりで
つまらない仕事に、理性が吹っ飛びそうで、でも吹っ飛んでしまえと思ってたところに観ました

ちゃんと1ミリも救いは無く
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.5

私は埼玉県民である
今は東京に住んでるし、住民票的には都民だが、高校までは埼玉だった

中学の同級生が二回映画館に行ったって言ってた訳がわかった
こんなに取り沙汰されることはないし、何度も連呼されるこ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.1

結末がハッピー

最後が来るまで、はらはらしていた。
黄色のアロハシャツの意外と道徳観念有りなブラピも、やたらとハリウッドスターのディカプリオも、彩度高めな色合いも、ずっと気がきじゃなくて、

きっと
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.4

そーきたかっ
の終わり方で、まだまだ続く??
の余韻がだだ漏れの終わり方。

三部作見終わって、つくづく思うのは
精神の在り方で如何様にも生きることになったり出来たりすることの、凄みと怖さと希望。
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.7

会社の良き戦友になるであろう人と会社の未来とか将来どうする話をサシ飲みしてのホームで、ふと思い出したこの映画
家族ができるとはこうも違うもんかと

はじめて、子供ほしい、結婚?というか
一緒に生活をと
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.9

これも家族のかたち

幼い頃誘拐され、25年間監禁されていた
ジェームスの唯一の楽しみは毎週届くVHS
のブリズリー 熊がヒーローのアニメだった
。ある日警察がやってきて、元の両親に返されるのだが、新
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ベイブ(1995年製作の映画)

3.2

昔々に見て以来すっかり忘れていたの、ごめんベイブ

ベルリン在住の友人に
「小さいうちに、牧場に子どもを連れて行け、さもなければアレルギーに打ち勝てはしない」がきっかけ
小さい頃にありとあらゆる菌をと
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音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018年製作の映画)

3.5

え?ラブストーリー?

なんかもうすごい、何が凄いか具体的に
ちょっとよく分からないけれども
キャラ薄い人が1人もいない映画ってところが凄い

阿部サダヲが演じるロックスターシンは声帯ドーピングをして
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

思ってたより、爽快でも痛快でもなかった。

ずば抜けた成績の父子家庭のリンと同じくずば抜けているんでしょう母子家庭のバンク。
お金のために、負け組みからそれぞれ脱するために、リンはバンクを誘い、カンニ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0


日本アカデミー賞を何故か最初から最後まで見て、一番気になったので、怖々鑑賞。
一人で見て本当に良かった。

見た直後の
本当に大切にしたいものは
誰にも悟られるな
さもなければ、大切なものなど
持つ
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スプリット(2017年製作の映画)

3.6

DID×マカウ”ォイ

前作を見て、三部作と知り、二作目のこちらを怖々鑑賞。公開当初はポスターからも怖さが伝わって、一人暮らし故に見れなかったが、やはり気になりようやく。

怖いけれど、俳優それぞれ役
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.4

表裏一体

乱暴な言い方をすると、悪がヒーローになれそうな人を執念で見出す話し。
生まれつき、骨の組織が脆い男が、何故自分はこうなんだろ理由があるはず、自分の存在理由を探そうとした時、母が与えてくれた
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.8

痛快

何事も人選が成功の鍵なんではって
つくづく思った映画
チームワークも大事だけども
チームワークを成立させるためには
この分野は勝てないわーっていう
畏怖すら覚えるメンバーあってこそ
とても楽
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ムーン・ウォーカーズ(2015年製作の映画)

3.2

ヒッピーと闇金とホラ吹き

サイケなデブと
紳士なじじいの闇金と
ホラのクオリティーが最低な
ホラ吹きの映画

何だか全然よくわかんない

ハリーポッターのロン役が主役
アポロの月面着陸が失敗した際に
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.9

男は単純一途、女はタイミング

誰かが好きになった人のことは
男は別フォルダ、
女は上書き
って言っていたけど、
ほんとだなって、しみじみ思いつつ
しばらく映画が見れない生活だったので
とても、楽しめ
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.2

なんだかもう
凄い
映画って自由なんだろうな?
っていうのが一番感じて
作った人たちは楽しかっただろうなと

染谷さんと浅野さんのとち狂った演技が
圧巻。浅野さんと、ブラピは頭のおかしい
ほんとにヤバ
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.7

結果がわかっていても
同じように進むのだろうか?

予想と全然違うストーリー。
米粒のようなのは船体で
船体の中の限られた場所と時間に、イカみたいなエイリアンが出てくる。
しかも世界各地に。

エイリ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.7

カラー

感情によって移り変わる色合いが素敵だった
平凡な日常は緑、恋に変わると赤、ラストはブルー

きっとハッピーエンドなんだろうけど
全体的に悲しく、見終わった余韻がブルー
雨の日に見たからなのか
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

ポップカルチャーてんこ盛り

わかりやすいストーリー
わかりやすい人間関係
わかりやすいキャラクター
何て親切で見やすい映画なんだろうと
素直に思いました

随所に往年のキャラクターや
台詞が散りばめ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.2

父とは

とてもいいと聞いたのですが、怖そうで
なかなか勇気が出なかったのですが
観て良かったです

ファンドマネージャーの仕事人間父を持つ
娘。離婚した母に誕生日に会うため高速鉄道に乗って釜山を目指
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.0

ジブリ感

ジブリが好きで
宮崎駿監督で育ったので、迷いつつ
見るのが結構遅くなった作品

ストーリーはわかりやすいし
絵もきれいだし
気になる脇役もいるんだけど
全体的に薄味
出汁が無い味噌汁みたい
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.2

教育とは

もはや恐怖すら感じた
教育とは?何かについて

母親を失ってから男手一つで買い取った森の奥で子供5人育てている父
独自の教育法で世間とは断絶した中でも長男は名だたる大学にストレートに受かる
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.2

金髪

脅威の腰の位置で女性でも惚れ惚れする
容姿
演技やストーリーはあんまり入ってこなかったくらい

凄腕スパイなんだろうけれど、精神的に脆そうではらはら。
女性同士の絡みは必要なかったのでは?
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ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

3.8

現実が非現実

学生の頃から、ずっと好きな世界のドリス
ずっと好きなテキスタイルにスタイリング
特にメンズが
豪華絢爛でぎりぎりな合わせ方、色合いなのに下品にならず気品を保つ希有な存在

和洋折衷な世
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.6

スーツ

なんたってコリンファースのスーツの
似合うこと似合うこと

シングルマンでもそうでしたけど
スーツが似合うには資格があるのかも
と思うほど
男ならアルマーニかトムフォードが着てみたい

スパ
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スクランブル(2017年製作の映画)

3.4

車からの車

全然詳しくない私が見ても、
曲線美や細部までの神経の細やかさに
惚れ惚れする位の
名だたる車が勢揃い
フェラーリの赤は本当に美しい


ストーリーは意外と予想しない展開で
最終ハッピーエ
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.4

豪華絢爛

何故か見たことも読んだこともなく
幸い本当に何にも知らない
まっさらな新雪の状態で鑑賞

まず豪華絢爛な俳優陣と列車
新年一発目に相応しいきらきら感
会話も怪しいような
関係も怪しいよう
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.5

カントリーロード

終始頭から離れないカントリーロード
脚のせいで職も家族も失い、かさかさな兄と戦争で片腕無くして言葉少ななバーテンダー弟と
NICEバディーで腕もそれなりなのに冴えない美容院勤めの妹
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今宵、フィッツジェラルド劇場で(2006年製作の映画)

3.0

ラジオの時間

なんとなく、三谷監督のラジオの時間を
彷彿
役者大量、ストーリーが会話から転がる、
重くなりそで、軽やかなエンディング
なところが

リンジーローハンの若いこと かわいいこと
すごい面
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

3.9

六品小館

台湾の台北の最後の夜ごはんに
薄味美味な夕飯に幸せだって
思った先に
ヤンヤンみたいな
体操着の少年家族
仲良く沢山の料理を分け合ってるのを
観て思い出しました

映画自体は
そんなに覚え
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E.T.(1982年製作の映画)

3.9

赤いパーカー

久しぶりに見直し
複雑な家庭環境や
同い年の友人がちっともいなそうな
気配とか、家のインテリアが素敵すぎることや、やっぱり自転車さばきうまいとか
空を飛ぶ時の音楽の浮遊感など
スピルバ
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