ムノウさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

カースト制度に村の因習など身分差別が今でも残るインドという国ならではのご主人様とメイドの身分違いの愛のお話

主役二人が自然な演技をしていてくすぐったかった
簡単に恋の道に走らず自分の状況を受け止め前
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ビューティフル・プリズン(2016年製作の映画)

3.6

交通事故で昏睡状態になるも意識を取り戻した主人公は何故か超能力に目覚め……

どこまであらすじ書いていいのか迷うやつ
思わぬ掘り出し物でした
ゾンビが出てきたりわりと無茶苦茶、でもこの突拍子のなさがク
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ONE PIECE エピソードオブ空島(2018年製作の映画)

2.8

空島編の総集編
あの長い話をさすがにこれだけまとめると最早別物、無茶しすぎだよ
時間的に仕方ないのかもしれないが好きなシーンがカットされていて辛い
ワイパーのシーンカットかぁ
エネルの無敵感もなくなっ
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禅と骨(2016年製作の映画)

3.7

変わった撮り方をするな~と観てましたがドキュメンタリーでここまで撮るのかとギョッとする場面があって驚いた
再現ドラマやアニメパートもあって面白い
日系アメリカ人の禅僧ヘンリ・ミトワが童謡「赤い靴」を映
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少女(2016年製作の映画)

3.6

予告で気になって映画を見るより先に原作から読みました(予告と違いすぎて驚いた)
原作は個人的に告白よりも好き
湊かなえの作品は映像化が難しそうだがこれは結構忠実に作ってたと思う
伏線と人間関係が最後に
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テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

3.2

アルツハイマーのおばあちゃんを症例研究として二ヶ月密着ドキュメンタリーするという設定のモキュメンタリーPOVホラー
認知症なのか統合失調症なのかはたまたそれとは全く関係ない何かが絡んでいるのか……おば
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転校生(1982年製作の映画)

3.9

男女がひょんな事故で入れ替わるジュブナイルファンタジー

10代の女の子がおっぱいを丸出しにするという体当たり演技のおかげで本当に中身が男の子なんじゃないかと思える
大胆すぎる!小林聡美の演技は満点を
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ザ・デア-理由なき監禁-(2019年製作の映画)

3.3

目覚めたら鎖に繋がれていた四人、そこにマスクをしたムキムキが現れ彼らを拷問していくというシンプルなストーリー
拷問方法が痛みではなく不快感の方に振り切ってる内容で楽しめた
コオロギ?ゴキブリ?を飲み込
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

オリジナルの一作目から40年後の話
H20もジェイミー三部作も無かった事にした新たな続編である
ハロウィンシリーズ毎回無かった事にしすぎ笑

不気味なあのテーマ曲が流れるとにやけてしまう
やはり見所は
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.0

この邦題つけた人ほんま最高だと思う
アメリカン・ニューシネマをそんなに観てきた訳じゃ無いけどこれは凄く好き
モダンウェスタンいいね
あえてセピアにしてる演出があったけど“青春”って感じがしてよかった
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ツールボックス・マーダー(2003年製作の映画)

3.4

アパートの住民が次々殺され消えていくというミステリー要素もあるスプラッターホラー?
ラストまで観るとまた印象変わるし評価も分かれそう

リメイク作らしいけどオリジナルは観たことありません
犯人が分から
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映画 ねこねこ日本史 龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!(2020年製作の映画)

2.9

ゆる~く猫になった偉人たちと歴史を学べるアニメの劇場版
テレビでちょろっと観てた知識しかないけどこれから観ても恐らく大丈夫です
歴史の偉人たちがどういうキャラになってるのか楽しめるし猫ちゃんの性格が反
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.6

こういう吉岡里帆は初めて観る
目が見えない主人公が空間を認識する時の表現の仕方が面白かった
電気と水道はどこから……?
ツッコミどころは多いけどサクサク進むのでダレることも無く楽しめたけど後半からは洋
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.0

ベルリンの壁ができる5年前検問さえ通れば列車で西ベルリンに行けた時代、社会主義の旧東ドイツで起きた実話

この時代の事に興味があったので気になっていた作品
ピクニック事件とかは知っていたけどこの話は初
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ザ・ウォー・ゲーム(原題)(1965年製作の映画)

4.0

もし第三次世界大戦が勃発してイギリスが核攻撃を受けたらという核シミュレーション映画

見て良かった
キューバ危機の後だからか淡々とリアルに「起こるであろう」事が描かれる
1965年の時の作品とは思えな
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血と砂(1965年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

戦争と音楽

初めて観るタイプの戦争ミュージカル映画だった
邦画でこの時代これを撮ったって凄くないか……
戦争映画だけどとても見やすい
軍楽隊の男の子たちの聖者の行進
反戦要素は強め
前半はコミカルで
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.6

監督狂ってるよ~!
これぞ理想の金の使い方
数百億使ってゴジラ×モスラの壮大なラブストーリーを作るなんて強すぎる
ゴジラとモスラはいい仲という前提で当然のように話が進んでるの狂ってて好き
モスラヒロイ
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ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

3.7

冒頭でいきなり妻が事故で昏睡状態に、それまで仕事人間で家庭から離れてた旦那がいつ目覚めるかも分からない妻を見守りながら家庭を見直していく作品だと思ったらかなり序盤で妻が不倫してた事実を娘の口から聞かさ>>続きを読む

ハリー・ポッターと魔法の歴史(2017年製作の映画)

3.6

ポッタリアンで考古学好きだから楽しかった
魔法や錬金術など非科学的なものへの探究心
魔法は本当にあるかもしれない、あって欲しい
そういうロマンを擽られるいいドキュメンタリーでした
ハリーポッターのキャ
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マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.3

馬鹿騒ぎする若者に自分の家の地下室を提供するから好きなだけパーティーしてねという主人公
人の良さそうな主人公だが彼らと接していくうちに過去が明かになっていく

とりあえずこれは言いたい
邦題よ、何故余
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.7

ジム・キャリーやっぱり最高
バカバカしいコメディと思ったらちゃんとメッセージがあった
序盤の宗教臭に若干ドン引きしてしまったけど中盤から面白かった
ラブコメ部分が可愛い〜
ああいう旅行してみたい
なに
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.5

なんとも評価しづらい作品……
この事件の事は知っていて何が起きたかも知っているので知らないまま見た方がこの映画に入りきれたかも
当時の混乱した状況にそのまま放り込まれた感覚を味わえる作品だった
臨場感
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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

4.0

独特の語りと映画のパロディがくだらなくて見てる間ずっとニッコリしちゃう不思議な青春作品だった
グレッグの下ネタ言うタイミングとかどうしようもないしなかなかの卑屈な陰キャっぷり
でも自分を守ってる男の子
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サンクタム(2010年製作の映画)

3.0

実話を基に、らしいけどだいぶ脚色してるのが劇中分かってしまうので実話感はない
映像は綺麗なんだけどそのせいか洞窟内という閉塞感があまり感じられず……
ただ自分がこの状況になったら嫌だな〜ってのは心底思
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マジック(1978年製作の映画)

3.6

病んだ腹話術師の青年と腹話術人形
どっちが操られてたの?二重人格?と思いながら見てたら……えええ……

よくできた心理サスペンスだった
怖さよりも悲しみが襲ってくる
声だけでここまで「不気味」と思わせ
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ねじの回転(2009年製作の映画)

2.6

映画の“回転”が私好みで面白かったのでこちらも
原作未読です

回転のリメイクというより原作の映像化って位置づけなのかな?
映像はさすがに回転の時に比べて綺麗
でもなんかそれだけで最後までいまいちパッ
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ハロウィン6 最後の戦い(1995年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

スラッシャーホラーにオカルト要素入れたらダメな例
一応ジェイミー三部作の完結編的な扱いだがヒロインであるジェイミーの扱いが本当に酷い
15歳になったジェイミーの出産シーンから始まるのも衝撃的だがなんと
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ハロウィン5 ブギーマン逆襲(1989年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

マイケルの伝説の川流れは必見
ジェイミーは何故かマイケルとリンクしてしまう体質に
これ、面白い設定だと思うんだけど撮り方が悪いのか若干テンポを悪くしている気がする
この辺からコメディ化してますね
マス
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ロンゲスト・ライド(2015年製作の映画)

3.7

ベタなラブストーリーだったけど良かった〜!
時代が違っても愛の本質は変わらない
相手を思いやる美しさが映像に溢れてる
惹かれ合う二人だけどそれぞれ目指す道は違ってて、あのおじいちゃんと出会えて無かった
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

ずっと心臓がバクバクしてる
緊張感で息が苦しい
生存フラグだと思われる行動をした人達が殆ど死んでしまったのが余計現実的で辛い
テロリスト視点、宿泊客視点、従業員視点をちゃんと描いていて群像劇としても面
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ハロウィン4 ブギーマン復活(1988年製作の映画)

3.5

2のその後の話でジェイミー三部作の1作目
ローリーの娘が今度はヒロインに
自分に姪がいると知ったマイケルが今度は可愛い可愛い姪っ子ちゃんを追いかけます
ローリーは多分この世界だと本当に死んでるっぽい(
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マギー(2015年製作の映画)

3.0

アクションもパニックもない人間ドラマメインのゾンビ映画
最早ゾンビは狂言回しのような存在かもしれない
娘が感染してゾンビ化していく彼女をどうするべきか苦悩する父親の話です
人間として懸命に生きようとす
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ハロウィン レザレクション(2002年製作の映画)

3.3

H20の続編
ついにローリーとマイケルの戦いに決着が……(しかもかなり前半で)
この決着を見た後はもう観なくてもいい
なんならこんな決着つけるならこの映画自体観なくてもいいのだがローリーからマイケルへ
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ハロウィンH20(1998年製作の映画)

3.4

4~6作目のジェイミー三部作を無かった事にして2のその後から20年後の世界
やはりマイケルが追いかける相手はローリーじゃないとしっくりきませんね
母になって更に強くなったローリーがマイケルに立ち向かう
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インポッシブル(2012年製作の映画)

3.7

スマトラ島沖地震の津波でバラバラになった家族を探し求める実話

人間ドラマ系かと思って見たので津波がきた瞬間は本当にいきなりで身体がビクッとなってしまった
地震に遭遇したならともかくこんな急にこられた
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スリング・ブレイド(1996年製作の映画)

3.8

まさに優しい狂気

まず見てすぐに知的障害持ちだとわかるソーントンの演技がとにかく凄い
見ているものに最後はそうなるのかな?とあえて予想させてその終わりに向けて静かに話が進む
グイグイ惹き込まれた
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