nnmさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

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日本で配給が始まった時、まるで映画を観る体調ではなくてこんなに遅れてしまった。
1970年のアメリカで女性として生きることを 自ら、こんなに痛々しく映すの...
頭が悪くて消費されていった映画史/アメ
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千年女優(2001年製作の映画)

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宇宙にいく彼女で終わった後 私の中のジョブトゥパキが"The universe is so much bigger than you realize..."と呟いた

そして光ありき(1989年製作の映画)

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村の人びとの牧歌的な毎日と喜怒哀楽。
新しい命が生まれると、村の老人をひとり追い出しその名前を受け継ぐ。(まさかのミッドサマー的生命の循環)
その宣告をした少女の、行為の残酷さへの涙など。
女性が狩り
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月の寵児たち(1985年製作の映画)

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オタール・イオセリアーニ初履修。
すごく面白かったが初履修のせいでこれが彼らしいと形容していいのかも、この面白さがどれだけ凄いことなのか分からない...1984年....
繋がりながら流れていく展開が
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

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いま一番関心があるケアとエンパワメント。
きっと看護師→保健師の母の影響だと思うけれど....
色々本をよんでいると時間のかけ方において資本主義と相性が悪いなという印象。
完全なる他者を慈しむ行為は、
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

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邦題の絶妙な感じに負けて観るのをやめないでほしい。
2人の日々が何気ないほどに最後の赤い手紙やマイケルのpuppyの効果...
窓の構図や雨の音、郊外の街が綺麗で切ない。静かな部屋で魂について話すふた
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

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司教役自力の白目、何回かふつうに瞬きしててニヤついてしまったし、エンドロールは胸が鳴ったのを手で抑えた。
深夜の246も山手通りも無性に寂しくて大好き
乗客と運転手、どちらかが最後まで見つめてあげてい
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

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マリオン目が離せない
フランス人は老若男女息をするように人生哲学を語るな

機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)

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大人が大人として、子供が子供のままたたかっている...

MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

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こう見ると夜は短し〜はだいぶ大衆に寄せて作られたんだな....
今田さん、肉うどんの漫才見ながらこのカオスを思い出したかなあ。

東京オアシス(2011年製作の映画)

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その場から逃げるとき、『お茶とか持つとちょっと休憩感が出て良い』らしい。
目黒シネマだった

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

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点で生きていた人たちがいきなり線で結ばれてゆく。
前から思っていたが監督の女性観には偏りがあって苦手だ。
七海のドレスが素敵だった。1着目は髪型をリボンできゅっと結んでいるところ、真白とのドレスはちい
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プール(2009年製作の映画)

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私たちは誰かの娘として産まれてきたわけだけど、その女性に良くも悪くも影響されるものが多すぎる。

ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た(2016年製作の映画)

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日本での学びは大学の講義ようだ。修士論文を書かなくちゃ、つまりメニューだよ

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

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ラッシュだったーーダンカン、料理には本気で良かった。目黒シネマの料理特集で分かったことは、レストランがバタついてればいるほど料理が美味しそうに見えること。
ザメニュー→ディナーラッシュ→ボイリングポイ
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

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緊張した...サーブしてるひとが観たらきっと考えることたくさんあるんだろうな。
みんな沸点ギリギリのところで我慢してプロの仕事をする。スーシェフの彼女大好きだし、スカイ大嫌い。

ノーマ、世界を変える料理(2015年製作の映画)

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東急東横のお惣菜コーナーで
匿名で販売したら売れ残り多発するだろう、でおなじみのノーマ

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

チーズバーガー食べたくなった〜という感想多くてすごすぎる。無理、普通にトラウマですが....
スモアになることを受け入れられる理由がもう少し知りたかった。
狂ってるとか不穏で美しいとかそういう形容をす
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東京画(1985年製作の映画)

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小津のオタクがたまたま天才だったがために懐かしくて新しい東京の映像が撮れちゃってる。

東京物語(1953年製作の映画)

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日本以外の監督たちは、どういうタイミングでOzuを見つけるのかな。こんな圧倒的なものを見せつけられたら、膝から崩れ落ちて違う職業を志してしまうわ

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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キャリーマリガン、活動まで含めて好き。プロミシング〜よりもこうして事実が淡々と纏められている方が集中できるし、リアルで起こったことだと実感できる。「声」の苦しさに真っ直ぐ字幕を観れない場面が何度か。こ>>続きを読む

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

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勘が鈍すぎて沢山あった伏線にもあの人たちの繋がりにも全く気付かなかったので普通に楽しかったです。何 誰が何の理由があって彼らを導いたのかはよく分からなかったけど、別にこの映画にそこまで求めてない。ちな>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

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寓話的な話なのだと思うし、それにトライしているのもすごく伝わる。ただ元ネタが何なのかずっと謎。これ聖書じゃなくてギリシャ神話だったりするかな

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

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うーーーーんそんなに刺さらなかった....
ヒス構文使いすぎてどっちかお手上げになるのかなって勝手に心配になってたけど
しっかりお互いが依存し合ってて
良かったね...あとはご自由に...となった。無
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マグノリア(1999年製作の映画)

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マグノリアの街にも、わたしの住んでいる街にも、夜には孤独を感じて、それでもいつも通りの朝を迎えて、また夜には孤独に戻るひとたちばかりがあつまっている
wise upとsave meの使い方が素晴らしい
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

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PTAの大傑作、No sexy stuff this time.
彼が創るアメリカ近代〜現代史ほどリアルで信用できるものはない。
イーライとあの町、『福音派かどうか迷ったら?セルフチェックシート!』っ
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

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初4K版
恋をしながら生活をする、イギリス統治の香港。
パイナップルの缶を食べ続ける彼や、本物のCAになった彼女の通りに、好きな人の好きなものや縁のあるものを自分も好きになりたいしそのものになりたい、
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創造と神秘のサグラダ・ファミリア(2012年製作の映画)

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マドリードに住む友だちに会いに行ったことがあるけど、サグラダファミリアもう行ってるだろうし案内してもらうのは飽きちゃうかな...と変に気を使ってしまった。ひとりでも行けば良かったな。

世界でいちばん
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

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静かに思惑するジミー。
彼本人の実話らしく、記憶と擦り合わせたであろう映像は彼の思い出を覗いているようだった。
ムーンライトのよう、と括ってしまうのは彼本位ではないかもしれないけれど、黒人の人々の日常
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セッション(2014年製作の映画)

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界隈でセッションの配信が終わってしまうとざわついていたので、便乗して2回目。
快感とは痛みを伴う

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

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私が大学4年間で学んだことは、authorityは「正しさの基準」と訳すということ。