キャロライナさんの映画レビュー・感想・評価

キャロライナ

キャロライナ

映画(35)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

3.6

テニスを通して展開される、テンポのよい映画。途中のカメラワークも面白いものの、効果があるのか不明なカットもあるような…

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.0

試合の終わり方が劇的ではないところがよい。

たかがスポーツ、この一本を落とそうが繋ごうが世界は変わらない。それでも必死でバレーボールをしている彼等が愛おしく、あの世界、あの時間があることに感謝しかな
>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.3

人生には自分自身で選べるものは案外少ないのかもしれない。暮らしていく環境、人との出会いや別れ、仕事、お金。

そんな中、奇跡的にも与えられたささやかな出会いや環境を通して、自分で選択し、進んでいくこと
>>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

様々な国、様々な人、様々な文化、様々な考え。同じ地球を舞台にしても、同じタクシーを背景にしても、その一瞬だけに生まれる物語がある。

車内という限られたシーンの連続で構成される本作だが、人や場所、時、
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

世界は繋がっているようで繋がっていないし、変わらなければいいと思うものは変わっていってしまう。

ちょっとした日々の幸せや楽しみを大切に生きる主人公の平凡な日常に対して、憧れを抱く人も多いと思った。人
>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

この作品はろう者の家族を持つ主人公の生き方を描いた物語。そして愛をテーマにした物語。

人は何かを選択しながら生きている。最後に決断をするのはもちろん本人だが、周囲の環境や本人の身体的・精神的コンディ
>>続きを読む

一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)

3.5

シネ・リーブル池袋の試写会にて拝見。

自身の体調のせいもあり、途中意識が途絶えつつも上映終了…正直、物語が繋がっていない部分もある中、ティーチインへ。

上映後の視聴者からの質問と三島監督とのやりと
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

胎児の脳を移植されたベラの、第二の人生の成長ストーリー。

世界の見え方がモノクロから色付き、ファンタジーからリアルへと、ベラの成長とともにリンクして変化していくのが美しかった。
主演のエマストーンの
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.0

数年ぶり、2回目の視聴。
演奏シーンがかっこよすぎる。見入っていたらいつの間にか終わっている映画。

クライマックスのためにある映画と言っても過言ではないと思ってきたが、改めて見る主人公の周囲の環境や
>>続きを読む

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.8

タランティーノ監督作品をちゃんと観るのは2作目。

時間を前後しながら徐々にストーリーが明確になっていく本作。最初の会話に意味はあるのか??などと思いながら、そこに意味を見出すことなどは本作にとっては
>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

4.2

自分の中の普通がすべてではない。それぞれの形の普通が存在している。

そのことを、よく考えれば分かるのに、日々を過ごす中で忘れがちになってしまう。そして、分かっているつもりでも、人間は自分の中にない考
>>続きを読む

きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

3.8

愛とはなにか。恋人、友人、家族、パートナー、様々な関係性の間に愛があって、その形はそれぞれ違っているし、並行して存在している。

よくある王道ラブストーリでもありつつ、宗教的な話、家族にとっての愛を大
>>続きを読む

何者(2016年製作の映画)

3.7

誰か一人でも自分を認めてくれる人がいる。
それは救いになる。

自己肯定感の低い人間は、他の人のアラを探してあいつよりは自分が優れてると比較して優越感に浸ったり、周りに優しさを振り撒くことで周囲の人に
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

何はともあれ、三浦透子の演技が素晴らしい作品。

人には多面的部分はあるし、それを知ってなお肯定するか、それとも受け入れられないと否定するか。それは各々の感覚によるものだけど、個人的に全てを許容するこ
>>続きを読む

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.8

コメディタッチで始まり、さまざまな伏線を回収した爽快なエンディングだった!