宇羅丸さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ロストケア(2023年製作の映画)

3.9

神田伯山先生推薦映画。冒頭、伯山さんがファンを公言してる綾戸智恵さんがいきなり出てきてちょっと笑ってしまった。
しかし映画全体はとても重く心が痛くなる作品だった。僕よりちょっと年配の夫婦の観客が多かっ
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

NIKEの映画で「靴は重要ではなくて誰が履くかが重要」と言ってるの、すごい。
エアジョーダンのデザインも機能性より美しさ優先と言ってるし。
と思ってたら町山智浩さんの話によるとNIKEはこの映画に一切
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.9

意外とよかった。
伏線回収がお見事。画も割とリッチ。原作?を知ってたらもっと楽しめたかもだけど。ミシェル・ロドリゲスは同じような役をやりすぎでは。

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

4.0

「パディントン2」を見て泣くニコラス・ケイジとペドロ・パスカルかわいすぎる笑
ニコラス・ケイジのセルフパロディ作品というだけでなくニコラス最新のアクション映画として抜群に面白い。
ニコラスとペドロの共
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.8

「花束みたいな恋をした」の話、めっちゃするやん。殺し合いも互いの心技体を尽くしてぶつかり合えば青春と呼べるのかもしれない。銀行でのパネル使ったアクション、好き。伊澤彩織さんは松岡茉優に顔と声が似てる。>>続きを読む

グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

4.0

「君たちは虚構を信じることができる唯一の生き物なんだよ」
円谷特撮×合体ロボットアニメ×ビューティフル・ドリーマー。これぞクールジャパンユニバース!
そしてこれもマルチバース設定。今年、世界同時多発的
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零落(2023年製作の映画)

4.0

まりめっ子笑
作中の漫画業界への怒りは日本映画界にも通じると思うし現代日本の文化全てに通じる気がする。
吉田豪さんが珍しくコメントを寄せている映画。原作のファンみたいだけど。
ある意味、和製フェイブル
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.8

ミシェル・ヨーはすごいけどルーシー・リューだってがんばってる。
少年少女たちが主役で魔法世界とか魔法アイテムとか魔術師とか出てくるからハリポタ好きにもささるのでは。

子どもたちがヒーローになるという
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.1

こんな素敵な映画館でいつか映画を観てみたい。
オリヴィア・コールマンは驚異的。
優しさについて描いた最良の映画の1本。

劇場版 センキョナンデス(2023年製作の映画)

4.0

冒頭の香川1区衆院選、「THE BATMAN」のゴッサムシティみたいな世界。権力者の周りに強面の人たちが集まってくるのはなんなのか。
続けて2022年の大阪参院選と京都参院選、関西人の自分にはとても面
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小さき麦の花(2022年製作の映画)

4.0

この広い宇宙の片隅にふたりだけ、みたいな生活。名画のように美しい風景、資本主義社会から遠く離れた暮らし。
ハウルの「ふたりが暮らした。」ってキャッチコピー、この映画のほうが絶対合ってる。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグ版漫画道。
いじめっ子を映像ではいい感じに描くのは藤子F先生がガキ大将の似顔絵をいい感じに描いたのと同じ手法ですね。その人の長所を強調すれば相手は喜ぶとはF先生の弁。つまり嘘ではないけど真
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ミシェル・ヨーの功夫の美しさは全ての次元を超える。
ルッソ兄弟プロデュースでマルチバース設定でしゃべるアライグマが出てきたらそれはもうMCU作品では。
同日に観たフェイブルマンズでもベーグルが出てきた
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別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

スマホとスマートウォッチから全ての謎が解ける時代。もうコナンくんはいらない。
1回観ただけではちょっとよくわからなかったとこもある。奥さんが原発に勤めてる意味もなにかあるんだろうか。
主人公が面喰いな
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

原作未読。
隣席の幼稚園ぐらいの子がライブシーンで拍手しててかわいかった。
とにかく熱い作品で自分もなにかしたくなった。

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.1

オストルンド監督は吉田恵輔監督と気が合いそうな気がする。いつか対談してほしい。

対峙(2021年製作の映画)

4.0

4人のビジュアルがいい。特にヘレディタリーのあの人。
アメリカらしいアメリカ映画。
心のうちをぶつけあった後に見えてくるもの。

ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.1

エロ、暴力、サスペンスの三拍子揃った怪作。
これぞ、ポール・ヴァーホーヴェン!

銀平町シネマブルース(2022年製作の映画)

3.8

自分はここまで映画を愛してないと思わされてしまった。どストレートな映画愛映画。小出くんへの叱咤激励映画でもあると思う。

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ラストのロキが1番テンションあがったかもしれない笑
ドラマ「ロキ」のレビューでロキは今後MCUの裏で暗躍するキャラになるのかと書いたが実際、そうなりそう。

今作、MCU版「のび太の宇宙小戦争」ですね
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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

タイトルから恋愛の裏側のドロドロした部分を描くような映画かと思ってたら全然違った。

「あのこは貴族」で個人的に不満を感じていた部分にもしっかり踏み込んでたのがよかった。龍太が汗水垂らして重労働してる
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.7

「ブレット・トレイン」、「Mr.ノーバディ」のスタジオ作品というコピーに惹かれて観たけどちょっと違った。ブレトレ、ノバデの理にかなったアクションが大好きなんだけどこれはそうでもなかった。
割とギャグが
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.7

みんな大好きソダムネキの魅力全開映画。おまけに猫好き女子設定!
パク・ソダムさん、眞子さまにちょっと似てる気が。眞子さんが車をぶいぶいいわしてると思ったらちょっと面白かった。
悪役の演出に新鮮味あり。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.9

岡田斗司夫はこの映画、批評しないのかな笑
主人公2人の誠実さ、諦めない強さに胸うたれる。演じるゾーイ・カザン、キャリー・マリガンもとてもいい。
ただ名前、それも外人名を覚えるのが苦手なこともあって次々
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.7

矢沢永吉の「Why?なぜに…」が頭の中でずっと流れてた…

理大囲城(2020年製作の映画)

3.9

銃撃音や怒号、悲鳴がフィクション作品よりずっと生々しくて怖い。正直、観た後ぐったりした。
ちょうどNHKEテレ「100分de名著」でシャープの「独裁体制から民主主義へ」を扱ってたけど香港の学生たちもこ
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キラーカブトガニ(2021年製作の映画)

3.7

あんなかわいくて優しい彼女いたら充分幸せでは。
サイコゴアマン、ターボキッドが好きな人にオススメってレビューにつられて観たけどちょっと違うなと思った。
サイゴア、タボキは低予算ながらもそれを活かした世
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.9

鎌倉殿の13人ならぬヒトラー殿の16人。あちらの会議もたいがい怖かったがこちらはもっと怖い。なにしろこちらの会議で死ぬのは1100万人!桁が違いすぎる。時代が進んで政治も法律も文明も進化したはずなのに>>続きを読む

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

4.0

MCUの「ソー」シリーズ、次作はこの監督に撮ってほしい。ソーは元々北欧の神なんだから曇天の下、不穏な空気が常に流れる北欧テイストでも観てみたい。
日本の古事記とかもこのテイストで映画化してほしいけど大
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.9

ドルビーHFR 3D上映、鑑賞。
HFR効果なのか、とにかく映像が美しい。ハッキリ、バッチリ、クッキリといった感じ。海中の映像も透明感半端なかった。海の部族の人たちは肌も目もターコイズブルー的な爽やか
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.1

エンタメ映画といえど容赦ないのが韓国クオリティ。
自分ならどうするのか、深く考えさせられる。

ある男(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

妻夫木くんて韓流俳優にいそうなイケメンだなと思ってたらああいう設定でびっくりした。
真木よう子演じるセレブ妻が篠田麻里子もこんな感じだったのかなと思ってたらほんとに篠田麻里子だったのでびっくりした。
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空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

3.8

@午前十時の映画祭。4K上映。
この頃からもうすでに地球温暖化の問題が。
メガヌロンの初登場シーン、怖すぎる。部屋に上がってくるくらいのサイズの怪獣が1番怖いかも。
ラドンはもっと暴れてほしかった。

マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.8

イメージの洪水っぷりがすごい。すごい映像だけど暗くてグロいのがちょっとあわなかった。