環奈さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.0

マンマミーアをキー下げて歌うメリル・ストリープで耐えられなくなった

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.7

初見
焦燥感と疾走感だけで、中身ない感じが
青春を捉えていていい感じ

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.9

一作目はつまらないなと思ったけど、これは面白かった
前作に欠如してたNY摩天楼感があったし、前作にもあったジュブナイル感が、関係性が出来上がってる今作だからこそ光ってた

ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

4.6

不思議な傑作だった
とてつもない圧倒的カオスとしての大自然

写真に収めるということによってそのカオスをイメージとして再構築し、理性によって理解を試みる様は
リアルの社会において生活してる自分たちが理
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.5

この映画、観たことにしていて観ていなかったのですが滅茶苦茶良かったです。おすすめ

歴史は夜作られる(1937年製作の映画)

4.2

序盤の二人が出会ってデキるまでの流れがあり得ないほどに良い

ファスビンダーのケレル(1982年製作の映画)

3.3

退廃美と倒錯した世界。愛の不毛
それぞれのモチーフはやっぱり面白い
ただ全体として、流石にゲイの見る世界をそのまま描いている様で、キツかった。
違う価値観の、違う惑星の映画
ケレルを「海の上を歩く黙示
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Possum(原題)(2018年製作の映画)

4.0

怖さという意味ではピカイチだけど
話の悍ましさがどんどん薄れて画的な怖さのみに収束していったのはもったいなかったな。
ただ絵作りとしては凄くはまった
壁にへばりついて口開けてるだけで怖くなってる

回路(2000年製作の映画)

4.9

仕事中急に観たくなりすぎて観た
この映画の空気感面白すぎて快感まである

ヘルレイザー4(1996年製作の映画)

3.4

深夜4時に観るものとしては、宇宙から始まるこの映画は適しすぎている
ただ、ボックス誕生の秘密に熱心に興味を示せるほど、意識も保たれてない

ナショナル・シアター・ライブ 2024 「ディア・イングランド」(2024年製作の映画)

4.0

お姉ちゃんがベッカムの顔ファンで、昔のプレー動画とかを横で観ていたのがきっかけで自分はマンチェスター・Uのサポーター
現地観戦も行くくらいには好きなんだけど(因みに試合はルカクのせいで負けた)

だか
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12日の殺人(2022年製作の映画)

4.6

面白かった
パズルがはまっていく感じは、叙述的な作りだから。
ローラパーマではあるんだけど、監督が慎ましいから「それっぽいもの」ではない

ローラ(1981年製作の映画)

3.6

マリアブラウンの結婚が爆発の円環構造ならば、これは謎のおっさんの一枚絵の円環構造

シェルタリング・スカイ(1990年製作の映画)

4.2

寄り添ってるからこそ感じる寂しさが、異国の地によってさらに浮き彫りになる感じが凄く情緒的で良い
最後の台詞も鳩尾に喰らう

Violet(原題)(2014年製作の映画)

3.4

ライティングとスモークと、血みどろの服の件は良かった
後は普通におもんなかった
映画的すぎるが故に、原風景としての説得力がなかった

オスロ・ダイアリー(2018年製作の映画)

4.8

これもの凄く面白かった
発見されたら逮捕され、体勢によって全ての知識と知性が否定される
地域の原理主義者がどのようにして大衆を動かせるかというのが生々しくて怖い。
ネタニヤフの演説は映画で観るヴィラン
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ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

4.6

猫が死ぬ映画は、これとドラゴンタトゥーの女しか許してない

デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

3.0

死ぬほどつまらない
メイクアップしたクラウザー状態より素の根岸の方がサイコ

魅せられて(1996年製作の映画)

3.3

ベルトルッチの画作り、雄としての目線が強いと思いきや、その先があるからおもろい
映画はつまらない

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

4.2

中盤まで全然面白くないと思ってたんだけど、1人死ぬあたりから滅茶苦茶面白い
崖からダイブするところは普通に泣きそうになった

アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

4.6

研究者としての真摯な姿勢、性が時にドラマ性を凌駕して、それが何よりも熱いしロマンチック

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.2

「世の中捨てたもんじゃない」を突き通すなら
世の中の描き方が甘いと思う
氷魚良かった

キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-(2009年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ怖かった
完遂までの過程がテンポ悪いけど本当に怖くて辛かった

クローズ・アップ(1990年製作の映画)

4.7

芸術という美名のものに、恣意的に誤用されたラストがめちゃくちゃに刺さる
凄すぎて笑った

バルスーズ(1973年製作の映画)

4.8

匂わせをせずに、表現。下品
走りまくって逃げ回る姿に、フランス映画の尊厳と気品を感じた
傑作

ルージュ(1987) 4K(1987年製作の映画)

4.6

素晴らしく好きな人の横で見たので素晴らしく好き

ツィゴイネルワイゼン 4K デジタル完全修復版(1980年製作の映画)

4.6

映像の解像度が上がると理解度の解像度も上がる を感じた4回目

「特別ぶろうとする凡人は決まって性と死をおもちゃにする」という言説。
鈴木清順は特別か
絢爛たる映像に難解な死と性のモチーフ。
その中に
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変な家(2024年製作の映画)

3.0

最近のこの手の邦画でありがちな後半のはっちゃけ感、これに関してはなんか無理してやってる感あって冷めてダメだった
そんな頑張るなよって思ってみてた

終わらないセックス(1995年製作の映画)

3.8

回想が現実と渾然一体となっていて、なんか変な作りだからこそ見れた
2000年代初期の世紀末感、電話が鳴る気持ち悪さ
物語が唐突に死へと飛躍する感じも嫌いじゃない
ラストが良い