このレビューはネタバレを含みます
誰かに写真を撮ってもらうって、決して当たり前の事ではないと思う。「自撮り」「セルフィー」が当然となった今でも、撮影者と被写体の相対的な関係性は失われていない。私事だが、高校時代は常にカメラマンである>>続きを読む
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グラスのショットはヒッチコックの『白い恐怖』と『断崖』を彷彿とさせる。家の間取り(とりわけ階段部分)も『サイコ』みたいで、居間にあるカラスの剥製?もまさにヒッチコックで、どうしても関係させずにはいら>>続きを読む
メモ:
「それゆえ主はこう言われる、見よ、わたしは災を彼らの上に下す。彼らはそれを免れることはできない。彼らがわたしを呼んでも、わたしは聞かない」『エレミヤ書』11章11節より
90年代に制作された作品だけれど、高齢化社会であったり、人工知能(本作では人工知能より高次的な「第6世代コンピュータ」)が人間を超える/人間の職を奪う時代:シンギュラリティをテーマにしているから、「い>>続きを読む
『ベストキッド』のリメイクなのは分かるけれど、本作は空手ではなくて「カンフー」なのだから、原題『The Karate Kid』には正直違和感。オリジナルではあまり「武術的」な練習シーンはなかったが、>>続きを読む
自分用メモ:
https://about.caneat.jp/column/dietary-restrictions-jewish/
↑ユダヤ教のコーシャ
https://cookbiz.jp/sok>>続きを読む
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屑置き場に馴染む、なんだか分かる。社会のはみ出し者、逸脱者、そんな言葉が続いていく。
工場のあんちゃんみたいな、初めから偏見持ちの相手に言われるのと、心から信頼していた人に言われるのではダメージの>>続きを読む
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長続きしないという確信を持ちつつ、互いの存在を自身に刻んでいく。これまでの人生を経て既に身体化したもの、内面化した社会の思想諸々、そういった真っ新さから程遠いものが大人の世界なのだと。入ってくる情報>>続きを読む
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電話ボックスから噴水の流れ、本当に凄い。「ムカついたら笑わせろ」と、悲しみも怒りも恐怖心も全て笑いに変えてしまおうとしていたライオンの真面目で明るい人柄が一気に蘇る。
偶然だけれど、まるで運命付>>続きを読む
10年くらい前に鑑賞したが、ブランケットのシーンは未だに鮮明に覚えている。