キットカットガールさんの映画レビュー・感想・評価 - 37ページ目

キットカットガール

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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

ああ懐かしい、東京の街だ!
驚くほど忠実に再現されている東京の街並みは、とりわけ在宅民のお部屋に開放感を与えてくれるのではないかと思った。笑 すっかり旅行気分。

そして、出るわ出るわのスポンサー商品
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コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ずっと鑑賞を切望しながら温めてきた作品。
ゴッホの星月夜のようなボタンの世界へ続くトンネルや終始ハロウィーンテイストな本作の世界設定に純粋に惹かれた。淡々と静かにそのボタンの世界に誘われる為、ホラーら
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犬の生活(2014年製作の映画)

3.6

 一見平面的な世界。そこに奥行きが存在する奇妙さ。人間と同様に犬にも二面性あり、人間にも犬のような一面があった。一面というのはその人の知らない面という意味で、数え出したらキリがない。家の外に飛び出す事>>続きを読む

サスペリア(1977年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 ストーリーは極めて単純で、ラスボスも呆気なくやられてしまい、オカルトで全て片付けられてしまったけれど、非常に惹きつけられ、このキッチュな感じが病みつきになる。面白かった。すっかり没入してしまった。笑>>続きを読む

13日の金曜日(1980年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ジェイソンが犯人かとすっかり思い込んでいた。登場は第二作目からなのね。

バタリアン(1985年製作の映画)

1.6

「21度、室温が」のくだりは好き。笑
ただ、頭カチカチだと本作は享受できないのだとラストで実感。笑 まさかまさかのオチだった。笑 

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

1.8

カメラワークや特殊メイク等、技術面を評価するべきなのだろうけれど、ちょっとバタバタしている中で鑑賞してしまった為、寛大な心で評価出来なかった。笑 そもそも自分にはこういう類のホラーは合わないのかもしれ>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.8

自分用の記録:

やっぱりエポニーヌのようなキャラクターに惹かれてしまう性なのかもしれない。 

本作が自分にとっての初『レ・ミゼラブル』、漸く世界的名作に触れられて良かった。こう鑑賞してみると、20
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ファンタジア(1940年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

 小学6年生でディズニー映画にハマり、一作目の『白雪姫』から順に観ていった直後にぶち当たった壁であった本作『ファンタジア』。何度再生しても必ず眠ってしまい、今こうして大人になり漸くリベンジが果たせて感>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 授業でのネタバレを恐れて急遽鑑賞。
その為、初めてのiTunesレンタル。

 周囲の評価が高かった事もあり期待しすぎてしまった自分がいけないのだけれど、想像していたよりも物語は淡白だった。鑑賞中よ
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カツベン!(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

 昨年、東京国際映画祭で初めて活弁を鑑賞した為、そんな思い出が一気に蘇ってくる時間となった。その際に得た活弁の基礎知識が活きて、設定や小ネタをより理解できたと少し得した気分。
 本作の内容に関しては、
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独裁者(1940年製作の映画)

4.7

(ここでは枢軸国に属した母国や敵対した米国との関係には触れない)
 
 政治色が強い為、これは意見が分かれる作品であると率直に思ったが、ラストの演説には涙してしまった。やはり、チャップリンのワードセン
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バリー・リンドン(1975年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 ヒーローも犯罪者も皆生まれた時は同じだったはず、人間がいかに外的要因に影響を受けて変化していくのか…因果とその過程をじっくりと描いてくれるキューブリック監督。彼の作品を鑑賞する度に人間の本質を見つめ>>続きを読む

大列車強盗(1903年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

 扉が開き、強盗が入ってくるところから物語がスタートした点は、リュミエール兄弟の『ラ・シオタ駅への列車の到着』のオープニングを彷彿とさせる。「物語の始まり」には、人や物がフレーム外から内へ入ってくる事>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.2

理解は一応出来たけれど、やはり期待し過ぎてしまったかもしれない。それに、好みの問題かも。
ただ、最小限に抑えられたキャスト(登場人物)とセット(シーン)で複雑なストーリーを成立させた脚本には圧倒された
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雨月物語(1953年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

 割れた茶碗が元に戻らないように、一度手から離れたものは形を変えずにそのまま戻ってくる事はないのだろう。この世の全てに於いて永遠など確約されていないのだとつくづく考えさせられる。夢に焦がれ、金と欲に目>>続きを読む