Baroqueさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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天国からの奇跡(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

人は何かに縋らないと生きていけないんだろうなと思った。それが神様でも家族でも、友達や恋人でも、、信じられるものの存在のお陰で、絶望しないで生きていけるんだと思う。

映画全体の印象としては、思いの外、
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はちどり(2018年製作の映画)

3.7

少女の抱える苦しみや葛藤が、いつか晴れやかなものになってほしい。そう願わずにはいられない物語だった。たった1人でも自分を理解して寄り添ってくれる味方がいるってすごいことだと思う。大切な人の存在ってどん>>続きを読む

チェンジリング(2008年製作の映画)

4.0

これが実話だなんて、、あまりにも衝撃的で適切な言葉が見つからない。怒りと悲しみが残らざるを得ない物語だった。しかも実話の方がさらに酷いと聞いて震撼してる。

それでも、残酷と悲劇の中に美しさがあった。
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ザ・ネゴシエーション(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーはいたってシンプルで分かりやすくて、集中して見入ってしまった。ヒョンビンの演技が神がかってる。狂った殺人鬼にしか見えない。

ラストはそうなるしか仕方なかったのかもしれないけど、視聴後のスッ
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ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

3.6

期待値が高すぎたような感じはしたけど、それでもじゅうぶん楽しめた。この作品はしずかちゃんが一番活躍してる気がする。怖さとか不気味さ度合いでいうと、個人的にはブリキの迷宮の方が奇妙で好きだったなぁ。

ドラえもん のび太と雲の王国(1992年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

思いの外、地球環境問題をテーマにした真面目な設定だった。

でもドンジャラ村のホイくんとかドードー鳥とかキー坊とか、ドラえもんの日常作品からのカメオ出演的なことしてくれるのが、ドラえもんファンにとって
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

なるほど。設定がすごく面白くて、娘ちゃんがが「地球にようこそ」なんて言うシーンはとってもワクワクさせられた。

主人公の性格があまり好きじゃなくて感情移入するのが難しかった。あと思いのほかベッドシーン
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紙ひこうき(2012年製作の映画)

3.6

2人を再び会わせてくれたのは紙なのか風なのか、はたまた運命なのか。。ディズニーらしい短編でよかった。

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

思ってたよりとっても楽しめた。みんなそれぞれの事情や悲しみを抱えながらも一生懸命生きてて、なんだか愛おしくなった。メッセージテーマが強くあるわけじゃないけど、人間味があって心に残るような作品だった。>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

冷たい木枯らしの中、優しい春風が吹くような、じんわりと心に染み渡る作品だった。
何不自由なく生きてきた自分には共感するのが難しい内容かと思ってたけど、いつの間にか両目から涙が溢れてた。

誰かの母であ
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バックドラフト(1991年製作の映画)

3.8

鑑賞後、とても胸が熱くなった。見てる最中はあまりワクワクしなかったけど、見終えてじんわりと広がっていくような感動。
USJで何回も擬似体験したあの炎を、やっと映画の中で見ることができたのも嬉しかった。
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

絵本の一部が動いたかのような映像で、柔らかい色づかいやタッチが目に優しかった。人生のステージを積み木のように重なる家で喩えるのが珍しくて面白い。シンプルな音楽と台詞のない空間が心地良くて、切なさを表現>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.4

哀しい物語だった。戦争の中で苦しかった当時の子どもは、空想の世界に逃げることでしか心を保てなかったんだろうなと思うと、より哀しい。

思ってたより残酷でグロテスクなシーンが多かった。可愛くてちょっぴり
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.0

怒りと悲しみが心に広がった。これがつい最近の出来事と思うと本当に怒りで震える。

これを映画にしてくれて本当に良かった。コンユが小説を読んで自ら映画化してほしいと声を上げてくれたこと、難しい題材ながら
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レスキュードッグ・ルビー(2022年製作の映画)

4.0

とても良い話だった。実話を基にしてるから大袈裟過ぎなくてナチュラルで、ごくシンプルに作っているところが好感持てる。その分涙まで持っていくのは難しいけど、しっかり心は温かくなるし、見て良かったと思う。

アンジェラのクリスマス(2017年製作の映画)

3.3

可愛かった。想像以上にシュールな感じもあって、予備知識なく観たから意外なストーリーでびっくり。2歳〜幼稚園生くらいの子向けかな。短編映画だからライトに見れるのがGood.

トニー滝谷(2004年製作の映画)

3.6

どう点数をつけていいのか分からない、かなり高度な映画だった。きっと映画に造詣の深い人にとっては、すごく共感できる作品なのかなと思う。ここにしかない空気感があって、今まで経験したことのない感情に支配され>>続きを読む

(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

じんわりと、昔から知っていた様な、それでいてよく分からない感情が広がっていくような映画だった。
人前では明るい吉野さん、どこかしら影があって、遠くを見つめる背中と恋焦がれる姿が悲しくも美しかった。最後
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くだまつの三姉妹(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

山口県下松市への愛を感じる。PRするべく美しい景色と伝統と人たちによって創り上げられてて、その心意気がとっても素敵だと思った。
自閉症スペクトラムのお兄ちゃんについては、さすがにあの歳になるまで放った
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ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声(2014年製作の映画)

4.0

少年合唱団好きな私には、すごく私得な映画だった。天使の歌声を持つ男の子たちにとっての声変わりって本当に寂しくて切ない。でも時間に限りのある声だからこそ、儚くて美しいんだと思う。

ステッドの境遇は可哀
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PK(2014年製作の映画)

4.4

笑えて切なくて、学べるところもたくさんあって、とっても良い映画だった。PKがピュアピュアすぎて終始可愛かった。愛おしい存在。インド映画初めて挑戦したけど、みんなが言う通り面白い。構成も展開も、邦画とか>>続きを読む

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

パラレルワールド作品は色々あるけど、時間が逆行するっていうのは新しくて良かった。
原作の小説読んでから映画見たから結果は知ってたけど、映像も綺麗だったし、福士くんと小松菜奈ちゃんの演技も良かったし、京
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

キリキリと胃が痛くなるような恐怖。狂った人間が一番怖い。歪んだ愛は死と繋がってるんだなと思った。
ポールも知恵を使って頑張ってはいたけど、アニーが上手すぎた。結局頭脳戦より力で勝ったって感じ。保安官の
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君の誕生日(2018年製作の映画)

4.0

大号泣した。嗚咽した。
これはセウォル号沈没事故についての前知識が少しある状態から見るべき映画かも。この悲しすぎる事実を映画化するのは簡単ではなかったと思うけど、実際に怖い思いをした人たちや遺族に寄り
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.9

テンポ良くてすごく楽しめた。お爺ちゃん3人が主役で、悪事を働いて、でも幸せそうでっていうテーマがなかなか斬新で良かった。最後の演出もとても好み。コメディの中にヒューマンドラマをたっぷり味わえて満足。>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

意外すぎるあり得なすぎる終わり方で唖然としたけど、伝えたいメッセージは理解できた気がする。

人間のエゴで再び甦った恐竜たち、ただ生まれて生きてただけなのに、勝手に研究されたり殺されたり見放されたり。
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アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

3.3

圧巻だった。でも私にはまだ早い領域すぎたかもしれない。ゴスペルというものについてもっと知らないといけないと思った。もっと大人になった時にもう一度見て、今の私には大きすぎて分からなかった感動を味わいたい>>続きを読む

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

車に雷ってバックトゥザフューチャーと同じだって思ったけど、自分だけが若くなるっていうことだった。こういう設定はやっぱり面白い。しかも最後、同じ選択をするっていうのがまた良いなぁ。人生の重要な分岐点にお>>続きを読む

テラビシアにかける橋(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

小学生の時に鑑賞。当時ハッピーエンドものしか観たことのなかった私にとって、中々衝撃的な展開で、とても悲しい気持ちになった記憶がある。

今見ると見方も感想も変わるのかもしれない。

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.4

泣けた。
裁判のシーンも長くてこっちまで一緒に戦ってる気分になった。苦しい部分もあるけど、最後に愛が勝つっていうのは本当なんだなぁ。
何よりルーシー(ダコタ・ファニング)が可愛いすぎる。

子育てに正
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BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイ(2020年製作の映画)

4.1

心が熱くなる。ステージでは世界を魅了するほど格好良いのに、普段は普通の女の子たちで可愛い。でも努力は人の100倍くらいしてる。みんなが憧れる理由が分かる4人の姿がしっかり見れて大満足。すごくモチベーシ>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

最初はYESって言わないといけない義務感があって、半ば無理矢理だなーて思ってたけど、本人がそれをきっかけに生き生きとした日々を過ごせるようになったなら、それはYESがもたらした贈り物のように感じられる>>続きを読む