キクラゲさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

キクラゲ

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黒の報告書(1963年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

スピーディーな展開のためか演技も脚本も粗の方が目立ってしまい、自分はあまり乗れませんでした。

裁判内幕ものとしては素人目でも分かるくらい雑だし、実直な主人公が狡猾な相手に敗北する物語としても、主人公
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ベルトルッチの分身(1968年製作の映画)

3.6

冒頭のピアノシーン、巨大な影、訪問販売など好きなシーンが結構多かったです。

ただトータルでは単なるゴダールフォロワー映画にしか感じられませんでした。僕の読解力が低いだけかも知れませんが。スタジオで撮
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食人帝国(1980年製作の映画)

3.6

ほとんど情報なしで見たので人民寺院事件になるのに驚きました

中盤はだれますが自分は結構楽しめました。

ただ、『カニバル』のようなカタルシスも『食人族』のような演出の妙もないので退屈っちゃ退屈です。
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

授賞式のシーンで終わった方が良かったのでは

仁義なき戦いから名前を取っているのは何か意味があるんですかね?

作品全体は傑作でした

M(1931年製作の映画)

4.6

恐ろしい個人と恐ろしい集団を描いた名作。

影や階段、音の使い方が素晴らしいです。

アメリカ公開版しか見ていないので長尺のオリジナル版も見てみたいです。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

伏線の回収が単なる回収ではなくしっかりと映画の面白さに繋がっている素晴らしい映画でした!

生中継という設定も多少強引ではありますが出来上がった作品の壊れ具合に説得力を与えていてとても良かったです。
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湖中の女(1946年製作の映画)

3.8

実験的な映画で、良い映画とは言えないかも知れませんがPOVが結構心地良かったです。

墜落大空港/ジャンボ・墜落 ザ・サバイバー(1981年製作の映画)

3.6

全体的に雰囲気が妙に不気味でいい感じです

思ってた以上にシャマランでした
だからってシャマラン嫌いにはならないけど

メシア・オブ・ザ・デッド(1973年製作の映画)

4.2

ジッとこちらを見つめ、無言で追いかけてくるゾンビがめちゃくちゃ不気味で怖いです

映画館のシーンはホラー映画史に残る名シーンなのでは

あとエリシャ・クック・Jr.が出てるのもなんか嬉しかったです

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ダイナミックで美しい画、興味を失わせない物語、変にハッピーエンドじゃない点、役者陣の演技、などいいところがいっぱいある映画です。

でも黒人と北部の描写、貧民窟の襲撃の美談化等、結局『國民の創生』の頃
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(1948年製作の映画)

3.6

なんとなく『カビリアの夜』を連想

小沢栄太郎の演技が最高です

終盤の斜めったカメラワークも不気味で良かったです

白昼の無頼漢(1961年製作の映画)

4.0

初期深作映画のざらつきが堪能できるケイパーものの快作

博奕打ち(1967年製作の映画)

3.8

若山富三郎が出るとやっぱり画面がしまりますね

ゆえにあっさり死ぬのがちょっともったいない気がしました

サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ゲオルクの変な頑固さ(と柔軟になる早さ)、エルザの存在の必要のなさ(ゆえの扱いの雑さ)、終盤のサスペンスの無駄な長さ、等の合わないところも多少ありましたが、曲は素晴らしいし、後半も長いとは思いますが良>>続きを読む

氾濫(1959年製作の映画)

4.2

原作からある要素かもしれないですが、お馬さんごっこのシーンは『痴人の愛』撮りてえ、っていうメッセージなのかとちょっと思いました
まあ違うでしょうけど

たたり(1963年製作の映画)

3.4

謎が謎のままなのが良いです

心の声ナレーションが多すぎるのがマイナス

暗黒街の顔役(1932年製作の映画)

4.7

殺人描写が全て素晴らしい
様々な作品へ影響を与えているのも納得の名作

続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

3.0

初見であんまり乗れず、再見したら印象が変わるかと思いましたがやっぱりそれほど楽しめませんでした

最後にヨロヨロと歩くジャンゴの後ろ姿はかっこよかったです

テーマ曲は最高です

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.8

『知りすぎていた男』オマージュシーンのいろんな改造銃がとても愉快でした