暗闇でドッキリカルヴェロさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

MORTAL モータル(2020年製作の映画)

3.3

「フィヨルド」

美しいフィヨルドが続く北欧の風景
水曜どうでしょうという番組で見たことがあります
延々と続く風景に大泉洋さんは壊れてしまい自分の足をひたすら叩いていましたね

唐突に何の説明もなくた
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ノマドランド(2020年製作の映画)

5.0

「夢の国」

私は一人で行動することが多い
映画も一人で行く、山にも一人で行くしランチも一人で食べに行く
ある人の本を読んでから自信を持って行動できるようになった
その本にはこう書いてあったから
「寂
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機動戦士Zガンダム III -星の鼓動は愛-(2006年製作の映画)

3.7

「恋愛ドラマだ」

アムロもシャーもブライトも居る
そして新たな女性達がこの作品の主役でもある

子供の頃に見た機動戦士ガンダムはその時はよくわからなかった、まさかここまで現実にも作品中でも歴史が続く
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一度も撃ってません(2020年製作の映画)

4.3

「桃井さん素敵です」

先日NHKの「サラメシ」の宍戸錠か愛した撮影所のカツカレーというのをやっていた
彼はよくそこでそのカレーを食べていたという
90歳を前にして他界した彼はまだやりたかった作品があ
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透明人間(2019年製作の映画)

3.7

「善人不要」

この作品の解説に「サイコスリラー」と書いてある
確かにサイコではあるがスリラーなんてものじゃない
彼女の立場から見てみるとものすごい恐怖なのであります
ところが彼の立場からだと怒りから
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.2

『スティング』には勝てないか〜

水曜どうでしょうでは騙され芸人などと言われていた頃が懐かしい
あの頃の大泉洋さんは気持ちいいほどどうでしょう幹部達にあの手この手で黙られてまんまとあちこち拉致られてい
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ゾッキ(2021年製作の映画)

3.8

「おかえりなさい」

「生き物というものは秘密がなくなると死ぬんじゃないだろうか」
こんな魅力的な言葉でこの映画は始まります

秘密って嫌いじゃありません、誰にだって言いたくないこと言えないことの一つ
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ネバダ・スミス(1966年製作の映画)

4.0

「その名はマックス・サンド」

昔の西部劇なんてドンパチやって馬に乗って走り回って悪い奴をやっつけて馬に乗って去ってゆく
子供の頃に見ていた印象なんてそんなものです
ただそれだけでカッコイーって思って
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ムーラン(2020年製作の映画)

4.0

「私の名前に"真"があるのだが」

NetflixからDisneyプラスに乗り換えてスターウォーズ関係を見てましたが、ふとムーランに目が止まりアニメから観賞
アニメでお腹いっぱいのはずなのに実写でも十
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

4.2

「パンチあり。」

まず語るべきは古き良き映像美ではないだろうか
銀幕の世界に映える白黒の映像
オーソン・ウェルズの代表作の一つ
『第三の男』は光と影の美しさが評判であった事はご存知のことと思います
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

「メガネも悪くないね」

28歳になる娘がこんなことを言っていた
「第一印象は本当に終わっちゃったんだなってなんか喪失感だった」

彼女はいつエヴァを知ったのだろう
長年この物語を見続けるにはこの年齢
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ふたりの旅路(2016年製作の映画)

4.0

「よりどころ」

世の中には不思議な事があるものでとても面白いですね
今年になって直ぐかな、手塚悟監督を知り映画『Every Day』を見ました
そしてテレビでは草彅剛さんと吉田羊さんが出てたドラマ『
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スノーデン(2016年製作の映画)

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「矛盾の先にあるもの」


彼が今もモスクワから帰れないということは
この物語は事実なのでしょうね
アメリカだけじゃ無いでしょ
こんな事が出来るのは
ロシアもインドも中国も、日本だって
ある意味では冷
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アイデン&ティティ(2003年製作の映画)

5.0

「やっぱりティティーはスゲーや」

たぶん皆んなは知っている
「愛」ってものが何なのか
腰の曲がった爺さんも
よちよち歩きの赤ん坊も
知ってるはずなのに忘れたフリをする人がいる
世間じゃそれを「大人」
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美しい人(2005年製作の映画)

3.5

「繋がり方」

繋がり方はさまざま
短い時間での心の移り変わりがリアルタイムで突き刺さる

この映画を知ったのは「水曜どうでしょう」嬉野雅道さんの著書「ぬかよろこひ」で知りました、彼の心に止まったエピ
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

4.1

「そこに愛はあるんかい?」

この事件、覚えてます
ニュースじゃ爆発、テロ?、圧力鍋、くらいまでしか分からなく犯人のことなどあまり大きく取り上げられなかったのか
はたまた私が見逃しただけなのかはわかり
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マイル22(2018年製作の映画)

3.9

「ジャッキーとは違う道」

マーク・ウォールバーグを追っかけてこの作品に辿り着きイコ・ウワイスに再会

トニー・ジャーって知ってますか?
あのマッハシリーズのタイの俳優さんですよ
あれを見た時はブルー
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スペンサー・コンフィデンシャル(2020年製作の映画)

4.3

「気分爽快彼女は最強!」

いいねー この4人
「助けて!」と言われるとほっておけないヤツ
ミスターTを思い起こさせるマッチョな相棒と
とぼけてんだか本当にボケてんだか分からないおしゃべり爺さん
そし
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砂の器(1974年製作の映画)

4.8

「満たされぬもの」

さて『砂の器』です
もうそうとう昔の映画で、ほとんど忘れていたような作品だったのに
一度も見たこともなかったし暗そうで何度かつまらなそうだな〜ってずっと思って遠のけていました
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.7

「母親の異常な愛情」

『ER 緊急救命室』ニーラ・ラスゴートラ役のパーミンダ・ナーグラさん
いい先生になられたのですね、よかった〜
それにしてもサンドラさんは強いですな〜
あの『スピード』でもそうだ
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ブライト(2017年製作の映画)

3.3

「ランディス親子」

何かみたいなと映画を探す時にジャンルや俳優や監督もしくは原作などから探したりしますがもう一つ気になるのは脚本家からという手もありますよね
マックス・ランディス、彼が脚本家なのです
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.4

「僕から俺」

「未練じゃねえ、執着だ!」

本気でやりたい事を見つけている人達の物語
それはとても幸せな事です
挫折や苦痛があるのは真剣さの証

この作品は気持ちのいい青春のお話
誰にでもある事じゃ
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

4.0

「早く気がつけよ」

嬉野雅道さん著書の「ただばたらき」で紹介されてましたこの作品
感慨深く見入ってしまいました

ホセ・ムヒカさんのスピーチを思い出します
人は何に幸せを感じるのか、発展とは何なのか
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.9

「ロス先生もお年を召されました」

近未来映画が昔から好きです
どちらかと言うとファンタジーはその世界になかなか入れず苦手な方ですが近未来は『今』に直結しているので容易にその世界に入り込めてリアルな体
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.4

「バットマンは?」

ゴッサムシティーには一般の普通に暮らす人はいないのだろうか?
あれだけ何本も映画が作られているのに一般市民の生活がほんとに見えてこないのでなんだかとても恐ろしい街のように思えてな
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.5

「魅力はどこに」

なんか気になってついつい見てしまいます
が、何度見ても真相が分からずに上部だけ見て
「すげーなー」と感心してばかり
上っ面の何となしのストーリーは何となくわかるつもりですが神とかリ
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グースバンプス モンスターと秘密の書(2015年製作の映画)

3.5

「愉快なジャック」

ジャック・ブラック、この名前は卑怯だ!
一度聞いたら忘れっこないし見た目も才能もピカイチなのに名前まで欲張っても〜
でもね、この人好きだなー
ブルース・ウィリスの『ジャッカル』か
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SF核戦争後の未来・スレッズ(1984年製作の映画)

4.0

「冷戦』

「冷戦」今じゃもうあまり聞かれなくなった言葉です
アインシュタインの言葉が物語っていますね
「第四次大戦で使う武器は、石と棍棒でしょう。」
もっとも大戦になるほどの人口もいないし対立するよ
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ホリデイ(2006年製作の映画)

4.0

「主役」

人生の主役は自分
なぜ脇役を演じるのかい? とのアーサーの問いに目からウロコです
確かにその通り、自分は自分でしか無い
誰かのためにいるのでもない
てっしてその役を買うならとことん裏方でも
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ラストスタンド(2013年製作の映画)

4.0

「スカッと爽快!」

最近頭を使う映画ばかり見ていたので、と言うか深く考えすぎていたのかもしれませんがたまにはこんな悪い奴といい奴がハッキリとした分かりやすい作品を見ていなかったのでスッキリしました。
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.0

「もういいと思う」

パパラッチが稼げるのはテレビ局が買ってくれるからだけどその末端は私達視聴者
有名人も一般人も報道やSNSで被害にいつあうかわかりません
なんでこんな事に怖がらなきゃならないのか
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デジャヴ(2006年製作の映画)

3.5

「あれっ、これって…」

『TENETテネット』に比べると非常に非常にわかりやすい
って言うかテネットさんがわからなさすぎるんですけどね
久しぶりにヴァル•キルマーの顔を見られて嬉しいです
新作の『ト
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

「「報道」とは」

報道とは
そう、報道とは私たちに真実をありのまま色付けせずに伝えてほしい
隠さず、あおらず、感情を乗せず
私ね、ワイドショーって苦手なんですよ
それからニュース番組もね、ただたんに
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汚名(1946年製作の映画)

3.7

「まだまだヒッチコック」

ポール•ニューマンの『ハスラー』を見た時にも思ったのです
彼の場合は瞳の色、白黒作品のはずなのに青い瞳に見えてくる感覚がありました、彼の場合はもともとカラー作品でさんざん見
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つるかめのように(2009年製作の映画)

4.4

「親父の味」

長編『every day』以前の作品ですね
そうか〜 これがあってそして次の作品に続いていくのですね
身近な方が亡くなれば誰でもこんな感覚の時があるのかと思います
想いが強いほどに
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シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

3.8

「ちゃめっけレノ」

料理って程のものではないですがそこそこします
彼らのように細やかなことまではどうにもわかりませんけどね
フランス料理と日本料理の違いを以前テレビでどなたかが言ってました
フランス
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