すさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

す

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若者の旗(1970年製作の映画)

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ぼんのわがままっぷりに流石の田中邦衛もあんまり泣いてない。

若者はゆく -続若者たち-(1969年製作の映画)

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前作に引き続き田中邦衛がいっぱい泣く。
さぶちゃんはダメなんかじゃないよ!!

これを観て皮肉にもうちの祖父が機動隊にいたという事を思い出した

若者たち(1967年製作の映画)

5.0

立場があって生活があって、正義や事情がある。

誰も間違ってないからこそ否定も肯定もできなくて、それは結局自分の可愛さでしかない。
そんな自分の狡猾さも受け入れながら、私たちは生きていかねばならないと
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エピデミック〜伝染病(1987年製作の映画)

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催眠技法を思いついた時、気持ちよかっただろうな〜

しっちゃかめっちゃかで荒削りだけど言いたい事ずっと一貫してる事だけはわかった

いくつか好きなカメラワークがあった

エレメント・オブ・クライム(1984年製作の映画)

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トリアーのノワール作品、全然好きじゃなかった

ストーリーと言いたい事のバランスって大事ね

奇跡の海(1996年製作の映画)

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神経症や分裂症ではなく"善意"
私は間違いなくこれを愛と呼ぶ
感情移入しすぎてぐったりするけど最後にちゃんと優しさをくれるトリアー、ああトリアー…

エミリーワトソンがぷりぷりでかわいい

それにして
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ヨーロッパ(1991年製作の映画)

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トリアーにしては珍しくフィックス撮影(ヘニング・ベンツェン!)かつ映像の遊びもあり、話もテンポ良く進むのでかなり観やすい

後半はいつものトリアー節

こんなうまいもん撮れたんかいわれ!めちゃくちゃ面
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

彼の世界を理解しきれない事をもどかしく感じていたけど、観終わって反芻しているうちに、彼しか理解できないから彼の世界なのだという当たり前の事に気がついた。
託したようでいて、押しつけるわけでもなく、私に
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怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

花束で坂元裕二オワコンじゃん…と思ってすみませんでした。
何より子供を1人の人間としてちゃんと捉えていた。

それぞれの視点や正義から事実が捩れていくのは世の常だが、それを説教するわけでもなく悪者を決
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フェモクラシー 不屈の女たち(2021年製作の映画)

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後ろの席のおじさん、前の私の席にガンガン足当ててくる上にマスクせずにゲホゲホ咳してたんだけど、こういう人があの映画から何を感じられるんだろうか

秋津温泉(1962年製作の映画)

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画以外の全てが最悪で村上春樹を読んだ時と同じ感覚になった

岡田茉莉子のPVとしては120点

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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遠くで聞こえる本土の内戦の音と目の前で起きている島の住人2人の小競り合い
対比として見せながらも同じ本質を持つ出来事である


退屈が鬱陶しくて静寂を求めるコルムの気持ちが理解できるからこそ、パードリ
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沈黙(1926年製作の映画)

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片岡さんの活弁で観た

彼の活弁とストーリーが相まって涙ちょちょぎれちゃった

2人のお父さんの話

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

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白人至上主義者によってこれ見よがしにアジア人が差別される様子は、説教くさくもあるが心を抉られる

ワンカットのせいで、鑑賞者は共犯のように感じさせられる

がしかし、隣できゃーきゃー言うおじさんがいて
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動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

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良いか悪いかはさておき、子供達がとにかく逞しい

そして大人達があまりにも必死で身勝手で脆い

不安定で救いのない世の中で希望を持って生きることはこんなにも難しいものか

対峙(2021年製作の映画)

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オールタイムベスト入るくらい良かった

"赦すことで救われる"という感覚を初めてちゃんと理解した

映画館じゃなければ床をのたうち回って大泣きしてたと思う

草迷宮(1979年製作の映画)

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母についての記憶とその探訪
これは一種の呪いである

前衛とは時代の中で生まれる一過性のものに過ぎないが、彼の作品は常に前衛的で鑑賞者を陶酔させる力がある

私はゴースト(2012年製作の映画)

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意外と好き!

繰り返しの繋ぎ方が小気味良い。
扉で叫ぶシーンは引き込まれる。

何が降りてくるかと思えばおじさん。
彼は概念ではなく実際におる人なん!?ってなった

西洋ワサビ(2020年製作の映画)

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不気味さ故の違和感と絶妙なチープさがマリアージュされていてベリーウマーバでした

終わり方がかっこいい

こういうの好きだなあ

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

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時間と共にズレてしまったお互いの位置を少しずつ擦り合わせる瞬間、あるよね〜(そして大抵は戻らない)

ぎこちない二人の空気を森の緩やかな空気が包んでいた

見下ろすとそこに(2018年製作の映画)

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定点且つ主人公?は映らないし、何が起きたかもわからない
人の行動原理とその動き引いては生活を観察してるような感覚は、ジャックタチに通ずる部分がある
皆、自分が当事者にならないように生きている

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

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小4の時、6年生の友達から初めてチェーンメールが回ってきた。
親に相談しても気にするなと一蹴され、メールを転送して安心したい気持ちと友達を犠牲にする罪悪感の狭間でひとり苦慮していたあの時の自分を思い出
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エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

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ちょっとダサい男の子達のホモソーシャルな空気感をお母さんみたいな気持ちで観た
彼らの話題に上がるのはまっぴらごめんだけど私も一緒になってあーだこーだ言いたいなあ!

バカ騒ぎばかりしていてもみんなきっ
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