Kaiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

エゴイスト(2023年製作の映画)

2.5

試写会で観ました。
映画として、そして鈴木亮平さんの姿勢は目を見張るものがあり、日本における映画はこの作品の姿勢を見習うべきだと思った。また、先日の首相秘書官の差別発言に対して宮沢氷魚がコメントをした
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スープとイデオロギー(2021年製作の映画)

3.5

◆メモ書き

スープとイデオロギー

日常の中に歴史があり、
歴史が彼女の今を作る

鷄料理 ナツメと朝鮮人参
「祖国」(우리나라)とは何か
加害者としての大韓民国
帰ったが、蘇らなかった。
スープを
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母へ捧げる僕たちのアリア(2021年製作の映画)

3.5

直近で考えていた「芸術と貧しさ、豊かさについて」を正に物語っている作品だった。4兄弟は寝たきりの母を自宅で世話するヤングケアラー。母が好きだったオペラを自身でも見出す未子が主人公。だが、彼というよりも>>続きを読む

サイバー地獄 n番部屋 ネット犯罪を暴く(2022年製作の映画)

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※感想及び作品には性暴力や性被害に関する内容を含みます





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脚色やストーリー性があるのは理解しつつもやはり韓国のジャーナリズムは生きているなと感じたし、炎や警察のデジタ
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.5

実話をモチーフにしたウォール街のエリートたちを相手にしたNYストリッパーの生活と社会について。

現にあるセックスワーカーへの差別ともかなり重なるような男性優位的構造を意識する作りだった。皺寄せを食ら
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

生活に生きづらさを感じていたり、同じカルチャーに傾倒していても育ちや人種が違う、才能があっても選択がない、帰る場所がある…終始見える彼らの楽しくもリアルな生活環境。

ファックシットとルイの関係性、選
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

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「管理」とは何なんだろう。誰が何のためにどういう権利で行いその結果誰が利潤を手にし、反対に誰がその管理のもとで害を被っているんだろう。

東京との県境、埼玉・川口が舞台。
高校生でクルド人のサーリャと
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