Naoさんの映画レビュー・感想・評価

Nao

Nao

映画(2090)
ドラマ(131)

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.5

90年代の渋谷を舞台に女子高生による援交を題材にした作品。仲良し四人組から垣間見える焦りと不安。大人の欲望と少女の純真さ。カメラアングルが独特で不思議な空気感を纏ってる。

バーバレラ(1967年製作の映画)

3.0

女宇宙士は兵器を開発した博士を探しにリテオン惑星へと向かう。冒頭のお色気感で予想を裏切られた。全体的に荒唐無稽でアホらしい。液状の背景バックシーンは異様におしゃれ。

地獄曼陀羅 アシュラ(1993年製作の映画)

4.5

金持ちストーカーに人生を狂わされた女性が復讐に燃える。悪役はなんとシャールクカーン。最初すごいコミカルなのにどんどん堕ちていく。暗黒インド映画。

ルル・オン・ザ・ブリッジ(1998年製作の映画)

2.5

一命を取り留めた初老の男性が女優志望の女性と出逢う。『スモーク』の脚本で知られるオースター処女作。とにかく印象が薄かった。ラピュタみたいな飛行石。

斬る(1968年製作の映画)

4.0

圧政に不満を持つ青年武士達と次席家老との対立に浪人源太が立ち回る。『用心棒』と比較されるけどこちらの方がテンポ良くてユーモアもあるから好き。砦に降り注ぐ矢と鉄砲。土埃に始まり、土砂降りで終わる。

ラバーズ・ラヴァー(1996年製作の映画)

3.5

モノクロ映像で狂った科学者たちを描く。破壊と拷問と魔改造。『鉄男』の遺伝子を受け継いだようなカルト作品。話にあまり意味はないけど世界観だけでも見る価値あり。

Tango(原題)(1981年製作の映画)

3.5

部屋の中で徐々に人が増えていく様を反復して映し出す短編映画。まず発想が面白いのと情報量の多さに圧倒される。混沌の中にも一定のリズムがあるから見ていて嫌にならない。エントロピーの増加。

ホテルE(1992年製作の映画)

3.5

冷戦時の東西を表象して風刺した短編アニメ。ポップアートのようなカラフルな世界観に魅了される。それと対比するような白黒のざらついた世界観がなんとも不気味。

悪魔のえじき/ブルータル・デビル・プロジェクト(1999年製作の映画)

2.0

漂流した孤島で仮面軍団に捕らえられる。ゴア表現だけ頑張って後は全てがチープ。ゾンビや忍者やカンフーやら展開が訳わからない。これはエドウッドもにっこりのド底辺映画。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.0

心臓外科医の父親の家庭のもとに少年が訪れて不吉な出来事が起こる。マーティンの不気味さ。パスタも不快。アウリスのイピゲネイア。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

炎柱の煉獄さん率いる炭治郎一向は鬼が潜む列車に潜り込む。あの完成度の高いTVアニメ版からこの映画化はズルい。そりゃ見に行きますよ。もちろん楽しめたんだけど映画的なショットは少なかった気もする。

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.0

黒猫の妖精シャオヘイが旅を通じて成長する能力バトルアニメ。話は王道的で普通に面白かった。ナルトやジブリなど日本アニメの影響は結構受けてる印象。とりあえずムゲン様最強。

東京上空いらっしゃいませ(1990年製作の映画)

3.5

天国に行く予定だった女子高生モデルが現世に戻ってやり直しを図ろうとする。相米監督作品の中でもゆるい感じで見れる。天国の描写とかはやっぱり独特な感じ。牧瀬里穂は可愛い。

ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

3.5

薬と酒に溺れたバディロードムービー。カメラが浮遊してるようなトリップ描写。自由奔放にフラフラしてる男たち。ジョニデの頭とデルトロの腹よ。

ドリラー・キラー(1979年製作の映画)

3.0

売れない画家が電動ドリルでホームレスを次々と殺していく。ストリートのロックな感じと赤い照明のアートな感じ。派手な描写は少なめ。アングラ・ニューヨーク映画。

ウエストワールド(1973年製作の映画)

3.0

西部劇・中世貴族・古代ローマを実現した遊園地でロボットが反逆する。監督は後に『ジュラジークパーク』を脚本するので元ネタ的作品。あと最近海外ドラマ化もしてる。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

秘密組織テネットによる時間逆行を描く。エントロピーやら反粒子やら物理好きには興味深い内容。話の筋は一応追えたけど頭は痛くなった。解説は必須。

ねこぢる草(2000年製作の映画)

3.5

姉の魂を取り戻すため姉弟猫が彷徨う短編アニメ。セリフがなくて独特で抽象的な世界観。湯浅政明のセンスが見られる。水象・蝶番の蝶・豚カツを食べる豚。輪廻転生・天地創造・アカシックレコード。

マチネー/土曜の午後はキッスで始まる(1993年製作の映画)

3.5

土曜日に少年達が映画館に集まって騒動が起こる。核と恋愛とホラー映画。 映画内映画を使って4DX再現する。80年台映画を思わせる微笑ましさ。蟻人間も趣があって良い。隠れた名作。

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.0

ADHDを抱える息子と母親の物語。愛があっても傷つけ合う。『マイ・マザー』に対する母親への償いか。画角が見づらいのもあってかハマらず。空の青さは綺麗だった。

ハードコア(2015年製作の映画)

3.5

改造手術された主人公が敵と闘う全編本人視点による作品。VRでFPSゲームをしてる感覚。『悪女』に似てると思ったけどこっちの方が先か。楽しいけど見ると少し疲れる。

悪魔(1972年製作の映画)

3.5

混沌とする世界の中で男が苦悩して逃げ惑う。西欧の建築物に燃え盛る炎の美しさ。地獄絵図的な世界観が見もの。流石ズラウスキーさん毎度訳が分からない!

隣人は静かに笑う(1998年製作の映画)

3.5

隣人が偽名を使っていたことを知ってから事件に巻き込まれていく。不条理系とかレンタル禁止だったとかの評判も見るけど、普通にテンポよく見れる良作でしたね。

イザベルの呪い(1972年製作の映画)

3.5

中世の田舎村で魔女として処刑されたイザベラを復活させようとする。生贄で捕らえられた美女たち。改造手術のようでサイケ感のある儀式が特徴的。輸入DVDにて鑑賞。

2/デュオ(1997年製作の映画)

4.5

「結婚しよう」の一言から同棲していた男女が崩れていく。結婚を身近に感じてるからか見てて何だか辛い。俳優志望の彼氏という点からも見られる二面性の構造。内と外。開けられた窓。割られた鏡。

面影 Omokage(2010年製作の映画)

3.5

亡き息子を求めてベルギーから日本を訪れる父親の短編映画。椅子を作っていた息子。全体を通して座る動作が多い気がして、何か象徴性はありそう。日本人親子のやりとりはなんだか微笑ましい。

A2(2001年製作の映画)

4.0

前作に続いてオウム真理教で活動する信者たちを取材する。本作はオウム排斥運動を掲げる近隣住民との関係が中心。居場所を変えても負の連鎖は続く。理解を示す者や徹底的に叩く者。社会の縮図を見た。

「A」(1998年製作の映画)

4.0

オウム真理教事件後も活動する教団広報副部長を取材する。出家しても社会に縛られる信者たち。オウムと聞くと反社会の印象だが、当時のマスコミ含め社会も狂ってるようにも見える。見方が色々と変わる作品。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

大学生たちは祝祭が行われるスウェーデンの奥地に訪れる。白夜で常に明るいし花に囲まれてるけど恐ろしい。カルト宗教と洗脳。二回見たけどラストの印象は変わるなぁ。

魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.5

環境活動家の死を通じて牧師の信仰心が蝕まれていく。環境汚染する大企業から献金を受ける教会。いつからお金=正しさになったのだろうか。音響の重厚感が良かった。

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