ダブリンの哀愁漂う音楽とちょっと背伸びしたい青春の物語。
複雑な家庭環境のなか、兄貴からの音楽の影響が多大。子どもの頃は偏った趣味嗜好でも受皿は無限大である。そして成長していく。
とにかく所々で兄貴を>>続きを読む
林業での時間の捉え方、山への向き合い方、主人公の成長を自然界をコマ送りで見せる感じが良かった。
伊藤英明の木を倒すシーンと長澤まさみのドッヂボールのシーンがグッとくる。
なあなあでした。
南米大陸の現実を目の当たりにしていくとある二人の青年のロードムービー。全体的には少し退屈な映画だった。
終盤のモノクロの演出も振り返りつつも連綿と続く国境線を越えたポートレート、最後のグラナードご本人>>続きを読む
思考性を他者に理解してもらうという行為がいかに難しいか哲学とはかくも深いものか考えさせられた。
淡々とした作品だからこそ考える余白があること、歴史的事実になぞらえることで邦画にはない感覚を得られたのも>>続きを読む
若手俳優陣の演技が凄まじく印象的で、脇を固めるキャストもそれぞれに存在感があった。
特にひねくれたキャバ嬢役の小松菜奈は感情の起伏を非常にリアルに表現されていてシビれた。
殴る蹴る殴るに理由を求めて>>続きを読む
いつから邦画は観る側に迎合し始めたのだろう。大林監督作品に比べると映像技術も俳優陣の演技のリアリティも格段に上がってきているのに時をかけない映画だった。時代がたって未来の小道具も増えたのに、なんとなく>>続きを読む
マーゴットロビーのキャラ立ち。
ウィルスミスのこなし感。
ジャレッドレトが少し弱い。ジョーカーのイメージがムズカシイ。
東京を外から見た視点ってこんな感じなのかなというのが初めて観た時の印象。学生時代に人との距離感を意識していた時に観て同調感覚が刺激を受けた作品。異国での外国人の目線で見る東京という街の圧倒的浮遊感。>>続きを読む
話の前半で、航空保安官のリーアムニーソンがハイジャック犯になるというミスリードは観ていてハラハラするポイント。
密室設定には逃げ道がなく、誰が信じられる他人になるか目が離せなくなる映画だった。
原田知世の透明感と下駄のアンバランス。当時の演技はクセが強いが、通してみると徐々にハマり、愛くるしくみえてくるから不思議。
当時は意図していなかったであろう世界観は年を重ねるうちにいい意味で時が止まっ>>続きを読む
冒頭から期待値は高まったが、全体的にストーリテリングが雑な感じがした。無理矢理なシーンが多く、主役のハッカー感は薄い。ヒュージャックマンが若く軽い。彼は歳を重ねた方が味が出るタイプの役者のようだ。
動画時代に適した作品。高校生という設定に対して二人の掛け合いは一見するとくだらない学生のおふざけを演じているが、ワードチョイスはあくまでも大人の作ったコント。大きな盛り上がりは特にないが、主演の二人の>>続きを読む
事前情報なしでの鑑賞をオススメします。
一見して何が起こっているかわからないまま、ストーリーが進み色々とひっくり返っていきます。オチがイマイチ!
監督の撮り方のこだわりが随所に見られる。実際にあった未解決事件を丁寧に追っていくあたりが、観てる側に興味深く映るか退屈に感じるかがわかれるところ。役者陣が皆、技量があるのでそこも見所のひとつだった。
15年以上振りにスタンドバイミーのコリー・フェルドマン繋がりで鑑賞。
子供の頃、金曜ロードーショーのたびにワクワクしながら繰り返し観ていた冒険活劇だが、大人になってみると、意外に世界観が小さく収まって>>続きを読む
配役の妙がすべての映画。少年の繊細な心の機微を丁寧に描いていた。いつ観てもノスタルジックな作品。
ジャックバウワーの若かりし不良役は印象的だった。
音楽のテンポが好み。良くも悪くもエマワトソンの存在感が脇を引き締めていた。
ボーンとオースティンの中間、スーツとカメラワーク視覚効果は印象的。アメリカの南部白人を風刺するブラックジョークがきわどいところを突いてて面白いがストーリーはいまひとつ。