バネさんの映画レビュー・感想・評価

バネ

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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

【観直しシリーズ】

劇場公開以来観ていないから、実に30年ぶりに観る。キッカケは、VINCENT VEGAで購入したT-SHIRT。映画のワンシーンを漫画のコマ割り調にしたDESIGNで、そう言えば
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白いリボン(2009年製作の映画)

3.5

「FUNNY GAMES」の救いようのない胸糞な感ぢを期待していた為、ちと拍子抜け。ただ、不穏な空気感や都度都度の残酷な描写はサスガといったトコロか。特筆すべきはこの医師!胸糞にも程がある。まさに人間>>続きを読む

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.0

DVDの予告編を観て、PAUL FEIGって?あぁ、「GHOSTBUSTERS」REBOOT版の監督か…と若干不安を抱きつつ観る。ドンデン返しはあまりドンデン返してなかったが、お昼から夕方頃にテレ東で>>続きを読む

デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

4.0

ELI ROTHが単なる強盗事件モノを扱う訳ないと、期待しつつ観ていたら…後半、やっぱりの“イタい”映像満載の復讐劇!こうでなくっちゃ、である。そして、事件を追う刑事コンビがまた良い味出してて良きであ>>続きを読む

サンクスギビング(2023年製作の映画)

4.0

待望のELI ROTH新作というコトで、あの「THE GREEN INFERNO」的なエグさを期待したが、蓋を開けたらお笑いSPLATTER MOVIEだった。逆に、HORRORでここまで笑わせる作品>>続きを読む

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

4.0

皆さんがおっしゃる通り、激ムナクソ作品だった。そして、イタいLAST!(色んな意味で)こういう独特な空気感は、北欧ならではなのかも。

映画 おいハンサム!!(2024年製作の映画)

4.5

TVで人気が出ると、2匹目のドゼウを求め必ず作られる「劇場版〇〇」。(特に今何かと話題のフヂテレビはこのPATTERN多し!)そして、高い確率でTV版に勝てず、惨敗を帰す結果になるのが常だが。この作品>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

とにかくオモチャの世界に紛れ込んだかのようなオシャレな映像美が素晴らしく、ずっと観ていられる。そして、SYMMETRYな構図も気持ち良き!STORYはさておき、ARTを鑑賞している気分に浸れる作品だっ>>続きを読む

キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

4.0

…コレが現実に起こったという事実に絶句する。余りにも酷く、怒りさえ覚えた。(というか、こんなコトはずっと前から日常茶飯事的に起きているか…)AMERICAという国の白人至上主義は根深い。そしてTRUM>>続きを読む

あんのこと(2023年製作の映画)

4.0

「ふてほど」の頃から一目置いていた河合優実。この作品を観て改めてその演技力に脱帽した。そして、コレが現実に起きた小さな(ここ重要!)三面記事からのNONFICTIONという哀しい事実。こんな事件が私の>>続きを読む

エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.5

【観直しシリーズ】
DAVID LYNCH訃報を受けて、初めて観たLYNCH作品を44年ぶりに観る。(当時は、LYNCHがそういう系の監督とは全く思ってなかった…)この作品は劇場でしか観ていなかったの
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

今年が始まって未だ1ヶ月も経ってないが間違いなくBEST1確定宣言!日々同ぢROUTINEの単調な生活なのに、日々新しい日を生きている平山。(朝、出掛ける時の見上げる顔!)起床→植物の水やり→自販機の>>続きを読む

テリファー0(2013年製作の映画)

2.5

「失神者続出!あまりの残虐さに劇場から退席者多数!」の口コミで今年イッパツ目のHORROR鑑賞.…しかし、私は全く恐怖を感ぢなかった.導入部分は「貞子」やし...この手の作品に慣れてしまったのかも?そ>>続きを読む

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.5

DAKOTA FANNING「MAN ON EIRE」の頃はあんなに小さかったのに、まさかの21年ぶりの共演ですっかり大人になって。。DENZELも感慨深いだろうなあ…ま、ソレはさておき。そりゃあFI>>続きを読む

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

4.0

【観直しシリーズ】

「BLADE RUNNER」+「STAR WARS」with「DIE HARD」! コレに尽きる!ほとんど覚えてなかったので、純粋に楽しめた!しかし…100億かけて、あの車のショ
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RONIN(1998年製作の映画)

3.5

【観直しシリーズ】 

お正月といえばDE NIROでしょってコトで、何も考えなくてもそこそこ楽しめる作品をCHOICE. 賛否分かれる作品だが、JEAN RENOとDE NIROが出てれば、ALL
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

5.0

【再観シリーズ】

何十年かぶりに、やはりCHRISTMASはコレでしょ!ってコトで手に取る。 やっぱりヒトは少なからず誰かに影響を及ぼしているんだなあと実感…コレを観ると正直者はバカを見ても良い気が
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変な家(2024年製作の映画)

3.5

この小説はあまり興味なかったが、映像なら…と観てみる。後半の本家を訪問する件には横溝正史作品が想起され、ちょっとムリクリ感が否めず。。変に理由付けせずに、「家」の「違和感」そのもののSTORYで完結し>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.0

期待して、LASTまで未だ何かドンデン返しがあるだろうと期待して。。なのに。。。結局、他殺なのか自殺なのかドッチなんだいっていう歯痒い思いだけが残った。逆に言えば、そういう風に引っ張りこませる求心力は>>続きを読む

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

4.0

やっぱりGUY RITCHIEは、こうでなくっちゃ的な作品。今回のSTORYは割とSIMPLEで分かりやすい感は否めなかったが、ソレはソレで。。そして今回はSTATHAM兄やんよりも、BUGZY"JJ>>続きを読む

ドライブアウェイ・ドールズ(2023年製作の映画)

3.0

所謂ROADMOVIEかと思ってたら、お下劣満載な良い意味でB級作品だった。私が一番笑ったのは、あの犬である。あと、MATT DAMONの雑な使われよう!

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

4.0

GUY RITCHIEが戦争映画?ってコトで興味本位から観る。あのSTYLISHで定評ある監督が、こんな情の厚い作品を撮れるコトに驚き。恩義に報いる為に、危険を冒してまで戦地に戻る侠気に感動する。ソレ>>続きを読む

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.5

A24というコト、親子や思想のGAPがTHEMEというコトで観てみる。今までにない独特な感覚の作品だった。親は自分の理想を他人の子供に押し付けてるし、子供はYouTubeでの投げ銭のコトしか興味がない>>続きを読む

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

とにかく衝撃、な作品だった。(勿論、I❤IMAXにて)感覚としては、「APOCALYPSE NOW」を観終わった時のような。。ヒトがヒトを殺すコトがあまりにもあっけなく、そのうち慣れてしまいソレを普通>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.0

とにかく悪夢悪夢の連続で、何が現実で何が夢なのか訳の分からん作品だった。そして、長いっ!要所要所で、何となく理解出来そうな場面もあったが次の瞬間すべてが壊され、の繰り返し。そして呆気ないLAST。。「>>続きを読む

探偵マーロウ(2022年製作の映画)

3.5

LIAM兄さんの記念すべき100作目。そりゃ、観なきゃダメっしょというコトで。。あの時代の空気感、FASHION、MUSICはなかなか良かったのだが…STORYが淡々とし過ぎてて観ようによっては退屈な>>続きを読む

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

5.0

素晴らしい作品だった。未だ早いが、今年のBEST1かも。元々、人生や家族とその成長を描かせたら右に出る者はいないALEXANDER PAYNEだが(「SIDEWAYS」然り!)今回も 特に何かが起こる>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.0

LASTまでどうしようもないクズな母親。その奴隷として良いように操作される息子。そんな可哀想な息子の「でもお母さんが好きなんです」の一言。。どうにも救いのない作品だった。コレが実話ベースというのが、ま>>続きを読む

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.5

あのORIGINAL「ALIEN」の正当な続編(…最近、こういうの多い気が。。)というコトで期待値MAX状態で、IMAXにて観る。OPENINGのTITLE BACK、まさかのあのキャラの登場、怒涛の>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.0

それぞれの視点によって、こんなにもSTORYが変わるとは!物事はある部分だけ切り取って見るのと、前後も通して見るのとでは、こんなにも違うんだなあと…ヒトは物事をある側面でしか見ていないというコト、簡単>>続きを読む

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

3.5

泣ける泣けると話題になっていたのでココロして観たが、思った程には泣けなかった。ただ、頭の中で奮闘する様々な感情に感情移入しホロリとする場面も…思春期ってタイヘンな時期だが、コレを通過して強いオトナにな>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

夏のVACANCEの思い出。20年後に見た11歳の頃の自分。全てが儚く愛おしく。そして、まるで短編小説のように、ソコで父と過ごした様々な出来事が紡がれていく。あの時は分からなかった父の想いが、今なら少>>続きを読む

怪盗グルーのミニオン超変身(2024年製作の映画)

4.0

夏休みと言えば、「MINIONS」である。気が付けば、既に6作目。何度観ても、掛け値なしに面白い。今回は80年代洋楽+ENDINGはあのPHARRELL WILLIAMSというコトで、MUSICも最高>>続きを読む

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.0

親子の絆は、いくつ齢を重ねても変わらない。(寧ろ、重ねる毎に強くなっていく)たとえ過去にどんな確執があったとしても。。そして、親は子供の幸せの為なら全てを犠牲にする。そんな究極の愛に涙が止まらなかった>>続きを読む

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.0

まさに、THATS ENTERTAINMENT!笑いアリ、涙アリ、ACTIONアリ、そして、犬アリなのである。何度も言っているが、犬と子供は反則である。あと、MUSICの使い方!流石、BESSON、シ>>続きを読む

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.0

本を読んでから暫く経っていたので、原作と比較するコトなく単体で観るコトが出来た。本を読んだ時と同様に、円山のSNSでの強い訴えが印象に残った。生活保護という最後のSAFETY NETを不埒な輩が悪用し>>続きを読む